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明け方降ったと思われるフワフワの雪が、 10センチも積もったでしょうか。
こういう雪はササっと集めてからポイポイ投げるのがいいみたいです。
今日は、融雪槽で溶かす事にしました。
「天気いいし、おらもたまには雪かき手伝うべよ」
婆ちゃんが杖をつきながら手伝いにやってきました。
今月87歳になった婆ちゃんは、この冬初めて本格的な雪かきに参加です。
今日は体の調子がいいのかな。
我が家の融雪槽は畳1枚ほどの大きさで、地面に掘られた穴にボイラーが埋まっています。
解けた水がシャワーになって、さらに雪を溶かし、その水は下水に流れて行くという仕組みです。
旦那さんがドサっと投げ入れた雪を、婆ちゃんが崩します。
でも、『崩してる』と言っちゃあ『崩している』けど、ジョンバ(雪投げの道具)で、ただ『刺してるだけ』と言っちゃあ『刺してるだけ』。
雪を運んできた旦那さんは、そこに婆ちゃんがいると投げられないんだけど、黙って後ろからタイミングをはかって投げ入れているのがわります。
婆ちゃんは、少しザクザクやると、
「は〜こわい!(しんどい)」と言って、横においてある杖につかまり休憩です。
その間に雪をドサドサ!!
婆ちゃんがまた、雪をザクザク・・・・・
「は~こわい!(しんどい)」と言って、杖につかまる。
その間に雪をドサドサ!!
それでも、最後まで雪かきの手伝い?を成し遂げました。
「あ〜あ終わった。だけども今月まだ雪ふるべよ」
そうだね。
「明日あたりまた降るべよ」
そうだね。
「あ〜あ、家さ戻らないと、おしっこちびるな」
そうだね。