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病院の1階のエレベーター前には、10人くらいの人が待っていました。
スーっと扉が開いて、患者さんやお見舞いとおぼしき人たちがどんどん乗り込みます。
最後に私が乗ろうとしたときです、あれ?
三角のランプが下を示しているのに気がつきました。
もしかして、このエレベーターは下りかも?
どうぞお先に、私は乗りませんので。
私はそそっかしいので、上がるもんだと思っていたら下がっちゃって、また1階まで戻って扉が開いたら、自分と一緒にエレベーターを待っていた人と鉢合わせ・・・なんて気恥ずかしいことを何度もやっちゃってるのでのです。
もしまたそうだったら、ちょびっと恥ずかしいので、ここは落ち着いて、次のエレベーターに乗る事にしましょう。
扉は閉まり、エレベーターはスーっと地下に!やっぱし!あ〜よかった。
地下に降りたエレベーターは再び上昇して1階で扉が開きました。
スー・・・
うわあ、今乗った人、ほとんどみんな乗ってるんでないかい。こんにちは状態。
今度は絶対上るもね。
ところがさ、私が乗っかったその瞬間、
ブ〜~~~!重量オーバー?
私かい?
ブ~~~~!
や、やっぱし私だ。
降りますね、ではどうぞ。
私って、結局このエレベーターには乗れなかったって事なのね。