北海道・札幌発・だべさ通信5

キュウリは熟すとトゲがなくなりスベスベになる

キュウリはボッコ(棒)さえ立ててやれば、私のような菜園初心者でも毎日収穫できるからありがたいです。


Cの形みたいに曲がっていたってな〜んもです。
味には変わりないしね。

たった一日でもググっと大きくなって、すりこぎ棒みたいになるから油断は禁物。
ほれ〜、また次に おがる(実る)キュウリが花を咲かせています。

 

 

 

キュウリのトゲはまだ未熟な種を守るため

 

ところでキュウリってトゲがいっぱいあって、これがけっこう固くて鋭いので、刺さるとホント痛い。
農林水産省の『こどもそうだん』に寄せられた『きゅうりのとげとげはなぜあるのですか』の質問の答えは、『キュウリは未熟なうちは食べられたくないために、トゲをつくって自分の身を守っているのです』とありました。

 

 

そういえば!
すりこぎ棒みたいに大きくなってしまったキュウリの肌はスベスベしていました。
実の中にしっかりと種ができると、キュウリは種を運んでくれる動物に食べてもらいので、自らトゲをなくしてスベスベの肌になるそうです。
ということは、私たちが美味しいと思って食べているキュウリは、実はまだ未熟なキュウリ達だったんですね。

お店で売られているキュウリは、すでにトゲは取られている場合が多いので、触ってもトゲに刺されるなんてことはありませんよね。
キュウリは必死の抵抗もむなしく、人間に食べられてしまうのでした。

 

 


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