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知り合いから”お土産です”と手渡された袋はずっしりと重いパンの袋。
中にはお砂糖でしっかりコーティイングされた手のひらくらいもる大きなパンが入っていました。
あ、これテレビで見た事ある・・・名前しらないけど。
偶然、NHKの『真夜中のパン屋さん』というドラマを見たときに登場していたパンだから。
「シュトレンですよ」
シュトレン!なんだかハイカラな名前だわと思った事だけ覚えているわ。
「ドイツの家庭で作るパンで、クリスマスが近づくと焼いておくんです。出来上がったパンを毎日少しずつ食べて、クリスマスを待つんです」
おおそうだわ、思い出した。
たしかこのパンは、時間がたつほどにナッツの旨味がパンにしみて、だんだんと美味しくなるんだとか。
う〜んと美味しくなってクリスマスになるんですね。
「そうそう!そのパンです。稲積公園の傍に、お婆さんが作っていライ麦パンのお店があるんですよ。そのお婆さんは、若い頃にドイツを旅行してドイツパンの魅力に出会ったんだそうです」
うわあ素敵な話し。今度そのパン屋さんに行ってみたい。
だんだん美味しくなってクリスマスで食べきるパンなら、クリスマスがが終わった後のパンなら、もっと美味しくなっているんでないかい??
しっかりどっしり、クルミや干しぶどうの味がしみてきました。
お正月までカウントダウンしてみようか・・・とか思いながら、全部食べてしまいました。
味わい深いドイツの味のパン、シュトレンでした。
ライ麦パンのルッペル
札幌市手稲区富丘1条5丁目14-28