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JR手稲駅。Mr.ドーナツ前を歩いていたら、大きな声が聞こえてきました。
「ちがうちがう」
声の主はバスの運転手さんでした。
前のドアを開いて両手で×印を作りがら、アジア系の家族連れとおぼしきお父さんとやりとりをしていました。
お父さんは「ダメナノ?ダメ?」と首をかしげています。
状況が少しわかりました。
運転手さんは言葉がわからないので、たぶん『このバスじゃありませんよ』という事を伝えたかったのだと思います。
お母さんも手をつないでいる二人の子ども達もちょっと不安そう、それにこの気温じゃ寒いよね。
駅構内に入ると、今度はスノーボードを抱えた若者達が、スマートフォンとあたりを交互に見ながら話しをしています。
きっとスキー場に行きたいのね。
手稲には、1972年に札幌冬季オリンピックが開催された大きなスキー場があります。
以前は『テイネオリンピア』や『テイネハイランド』っと言っていましたが、今は新たにサッポロテイネ
と言ってます。
スキー場に行きたい彼らの気持ちはわかっても、言葉のわからない私は当然のごとく若者たちの横をすりぬけました。
ああ、こんな時、話しができたらなあ。
本当はね、日本人はみんな優しいんですよ。道を訪ねられれば、誰もがみんな丁寧に教えてくれるはず。
くれるはずなのにほれ、みんなおじけついちゃうわけよ。
外国の人を見ると、ついついすまして遠回りしちゃうんです。
フロリダの風さんみたいに英語ペラペラになれたら、な〜んて素晴らしいんでしょう。
私は英語は大の苦手で、最高成績は通信簿3だったも。トホホ。
そういえば、手稲駅周辺には外国語で書かれた目立った案内掲示板ってあったかしら。
スキー場行きのバスのは少ないから、乗り遅れたらけっこうキビシイ。
せめて冬の間くらい『サッポロテイネスキー場ハコチラデース』みたいな案内看板を置いたら、役に立つのではないでしょうか。
『お・も・て・な・し・だ・べ・さ』