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友人の三男マーちゃんは、小さい頃は恥ずかしがりやさんでいっつもモジモジしてました。
それが今では高校生。
先日、二人で事務所に寄ってくれました。
マーちゃんは今度、学校でプレゼンをするんだと。
”何を発表をするの?”
「ジェームズ・ワットについてです」
ワット??・・電気の30ワット、40ワットなら知ってるけどな・・
「蒸気機関で、産業革命に貢献した人です」
・・・・そういえば昔、学校で習ったような気もする。
さっそく、目の前のパソコンで検索してみることに。
”ワットね。なにワット?ジェームズ?? ジ エ ー ムス・・(ポチポチ)ワット”
『イギリスの発明家、機械技術者。トーマス・ニューコメンの蒸気機関へ施した改良を通じて産業革命の進展に寄与した人物である。』(ウィキペディア)
・・・・・・とまあ、そういう人か、よくわかんないけど。
「そう、その人です。僕が調べているのは、ニューコメンの蒸気機関を、ワットがどのように改良したのかという事なんです」
そ、そうですか・・・・・
ピンポン玉のようにあっちゃこっちゃ走り回っていたマーちゃんが、そのニューなんとかとワットの関係・・・で、いきなり手の届かぬところまで成長したように思えました。
これだも、私のまゆげにも白髪が生えるわけだわ。
あれからおばちゃんはネットで少し勉強したので、ジェームズ・ワットの事がちょっとだけわかりました。
『ちょっとしかわからなかった』が本当は正解なんだけどさ。
『お湯を湧かした時にシューっと出る蒸気の力で物を動かそうと、昔からいろんな人が研究をしていました。
中でも、ニューコメンという人が発明した蒸気機関はすごくて実用化。
ギッタンバッコンとシーソーのように動かすポンプを作ったので、鉱山のわき水をくみ出すなどの作業ができるようになりました。
ところがそのポンプ、熱効率がよくなくて、せっかく掘り出した石炭の、なんと4割がこのポンプの燃料になっちゃう。
ワットはニューコメンの仕組みを見て思いました。
もっと効率よくならないべか。ピストンを動かすシリンダが冷えちゃうのがよくないな。
冷えないままで動かす方法はないものか・・・
研究に研究を重ねて、なんと、熱効率を大幅アップする事に成功しました。
詳細な発明は3つあるそうですが、説明できないので以下略・・
とにかく、熱効率は今までの4倍!やったね!
ちなみに、電気のワットっていう単位は、この人、ジェームズ・ワットにちなんで名つけられた。』
電気のワットってそうだったのかー。
ヤマカンでもまんざらでない私。
でも、ちょっと調べただけで、私の脳はもうすでに疲労蓄積。
お腹回りの脂肪も今の4倍の熱効率に改良できたらいいのにね。
したらジェームズ・ワットは言うにちがいない、
「そんだけエネルギーが溜まってるんだから、動力にすればいいべや」