北海道・札幌発・だべさ通信5

ヒュルルと鳴く風の音の正体は

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嵐の時、吹雪の時、人々を恐怖に落し入れるヒューヒューという音の正体、それは『カルマン』だった!

私がショートヘアのめんこかった(可愛かった)頃、吹雪の夜は、そりゃそりゃ怖かった。
外は真っ暗、窓はバシバシガタガタ揺らされて、時々遠くでガタッとか、ビシャッとか何かが何かにぶつかるような音もする。
強い風が吹くたびに、薪ストーブがカーっと赤くなる、電気が時々パッパって消えたりもする。
ドンドンドン!吹雪が玄関の戸を叩く。そんな時、何処からともなく聞こえてくる音。
ヒュルルル~~~~~ ヒュルルル~~~~~・・・・
おっかないっしょ!

 

 

大人になって、多少の風にはビクともしない家にはなったけど、強風の時には時々聞こえるヒュルルル~~~~~の音。
それは今でも、もの悲しく、寂しく、悪魔のささやきのようにさえ聞こえてしまうのです。

 

 

しかーし!
えりも岬にやって来て、初めてわかりました。
それは、風が渦を巻く時に出る、カルマンという笛だったのです。
岬にある施設『風の館』の資料によりますと、
『強い風が、細い枝など円柱状のものに当たったとき、その風下側にできる規則的な空気の渦のことを「カルマン渦」と呼びます』とありました。
これは、川の中に小枝を置いた時にも、同じような水の流れになるのだそうです。
そして、この渦の音こそ、あのヒュルルル~~~~~ ヒュルルル~~~~~の音の正体だったのです。

 

 

そうだったのか。
風の強さや、木の形や太さが違うカルマンの渦は、みんな違う音を出している。
という事はですね、山の木がみんなで腰をくねって踊ったら、カルマンの風でオーケストラが作れるかもしれない・・・。
という事ね。

 


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