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「お母さん、今日のテレビ、ケンミンショーは北海道出るよ」
■ 北海道民はソリをボブスレーと呼ぶ?
おお、そうかいそうかい、今日はどんな話題かな。
『北海道民は、プラスチックのソリの事を”ボブスレー”と言う!!』
えっ・・・・・・・・・・
知らない・・・・。
だいたいボブスレーっていうのは、弾丸みたいなかたちソリを押しながらタタタタって走ってサッと乗り込むあれでしょ。
お店で売ってるプラスチックのソリはソリでしょや。
私は一度もボブスレーなんて思った事はありませんよ。
まったくもう、ケンミンショー好きなんだからさ、ちゃんと放送してほしいもんだわ。
■ 実はボブスレーと呼ぶ年代があった
『しかし、ボブスレーというのは、北海道民の中でも30~40代の人達だけのようです。
なぜなら、札幌オリンピックの時に子供時代を過ごしたかららしいです』
・・・・・・え・・そ、そうなの・・・・
札幌オリンピックの頃と言えば1972年。
私だってこのときは・・・・しっかり中学生???
ちゅう事は、歳とっちゃっていたってこと?
バレちゃった?50をふったつしか過ぎていないんだけど・・・・
きっと、私よりも少し小さい子ども達の間で流行ったんですね。
乗り方も、ボブスレーみたいに走ってトンっと乗ったりして遊んだのかな。
■ ソリは子どもの遊び道具ばかりじゃない
札幌もそうだけど、北海道の雪が降るところでは、真冬になると道路も歩道も一面雪で覆われます。
そんな次期になると、住宅街では小さな子どもをプラスチックのソリに乗せて引ぱったりしている光景をよく見ます。
雪ん子みたいなモコモコのかっこうでソリにお行儀よく座っているのって、見ていても、とってもめんこい。
ボブスレーみたいに、タタタタって走ってちょこんってのったらとんでもない可愛さかもね。
それから、重たい荷物をソリに乗せて引っぱたりしているおじさん、おばさんも見ます。
夏の間はキャスター付きの買い物バッグを使っていても、真冬は雪でキャスターが沈んで転がりません。
そこいくと、プラスチックのソリはスーっと滑るから便利だもね。
お正月は近づくと、みかんの箱なんかを積んで歩いているのをよく見かけますよ。
ソリは雪国の暮らしでは、今も欠かせないアイテムです。