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アマゾンから激安中古で購入した『ほっかいどう百物語(第4集)』。
その中に、北海道大学の寮歌の1つ『都ぞ弥生(みやこぞやよい)』の作詞者である横山芳介(よこやま よしすけ)という人の事が載っていました。
修行の足りない私が『都ぞ弥生』の詞をちゃんと理解するのは難しいのではございますが、北海道の自然が沢山表現されている寮歌です。
なんと歌詞の2番には、
『手稲の嶺(いただき)黄昏(たそがれ)こめぬ
雄々しく聳ゆる(そびえる)楡(ニレ)の梢(こずえ)・・・』
と、窓から見える手稲山も歌詞の中に織り込まれていました。
東京生まれの横山芳介は、東北帝国大学農科大学(今の北海道大学)の在学中に、この歌を作曲した同じ学生の赤木顕次と二人三脚で、『都ぞ弥生』の作詞を作ったそうです。
それでね、彼が卒業後、仕事で赴任したのが静岡県。
北大を卒業した後は、結局一度も北海道を訪れる事ができず、なんと46歳という若さで結核で亡くなったそうです。
現代だったら、もっと長生きできただろうにね。
『都ぞ弥生』の歌詞が書かれた碑は、北大校内、そして、静岡県にある、彼のお墓にあるそうです。
静岡県が、また少し身近になっちゃった。
<窓から見える手稲山 2013.10>
<牧草地から見た手稲山 2013.6>
北海道百年物語って本は?知ってるんですが?・・・
4冊 実はもっていて 北海道にゆかりのある人たちの歴史をひも解いているのです・・stvラジオでも土曜日夕方に毎週 1人の人となりを話して聴かせてくれるコーナーがあるんですよ それで知ったのでした
北海道百物語ってのも あるんだーって 初めて知りました
歌詞の言葉が素敵ですね というか 好きな日本の言葉ばかり
いただき たそがれ そびえる にれ こずえ・・・すべてキラキラする言葉の数々 タイトルの弥生3月に感じるままの北海道の厳しい寒さが残る でも春の息吹も感じられる 素敵な季節ですよね
手稲と静岡を繋ぐぽぷらさんの先駆者がおられたのですね
静岡の風景等の掲載を楽しみに待ってます
「牧草地から見た手稲山」とても幻想的に思えて魅せられました
アルバムに追加お許しください
またひとつ知識が増えました。ありがとうございます。色んな意味で人と人、土地と土地が繋がっているんですね。
すみれさんへ
そうなんですか!さすがラジオをよく聞いておられるんですね。
私はラジオ放送は聞いた事がなくって、本屋さんで知りました。
でも、本もけっこうな価格なので買わずにいました。
そしたら、古本で、しかもすっごく安く売っているのを発見!!
改めて、勉強になりました。
22t さんへ
こちらこそ、ありがとうございます。
アルバムに追加して下さり光栄です。
知らない事を知るというのはとても嬉しいことですね。
こんな事なら、若い頃、もっと勉強しておくべきだったと、今頃気づきました。
へろへろ さんへ
そうですね。
知らないだけで、人も、物も、みんな繋がっているのですね。
その事に1つでも気づくと、考え方も変わりますね。