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大きくて立派ななすびを買いました。
簡単で美味しいレシピはないかしら。
こういう時ってほ〜んとスマートフォンは便利ですね。
料理本をめくるのがおっくうになったおばちゃんは、もうスマホのとりこです。
さっそく”レシピサーチ!”
えーと、”なすび” と入れて検索!!
ピッピッピ・・『検索条件に該当するレシピはありません』
なに?!
もしや・・
今度は な・す・び ではなく な・す と検索してみました。
おお、沢山でてきた。
検索する時は『なす』と入力しないといけないんだね。
”ナスのみぞれあんかけ” ”蒸しナス”・・ほうほう・・
いつのまにか、すっかり料理のレシピに気をとられていました。
ピー!ピー!ピー!ピー!
なんだなんだ!!
火災報知器だ!!気付くと天井に白い煙が!
そ、そうだ、油の入った中華鍋を火にかけてたんだっけ!
見ると、中華鍋からは白い煙がもんもんと上がり、今にもボワッと火がつきそうな、まさにテレビでよく見る火災実験の現場のよう。
うわあ〜!コンロのスイッチをパチっと消して、消化よし!
ピーッ!ピーッ!ピーッ!ピーッ!
報知器は、ついに出番とばかりに、家中に、いやご近所にも聞こえてるであろう最大出力で緊急モード。
コンロの換気扇も、お風呂場の換気扇も全開!
ピーッ!ピーッ!ピーッ!ピーッ!
窓も大きく広げて煙を出さなくっちゃ!
ピーッ!ピーッ!ピーッ!ピーッ!
でも、日頃の沈黙を破って、ここぞとばかりに鳴り続けます。
ピーッ!ピーッ!ピーッ!ピーッ!
あのさ、もうわかったから。火も消したしね、どうもね、ありがとね。
そ、そうだ!この機械を取り付けた業者さんが
『報知器のまわりをあおいでみて下さい。煙りが触らなければ音はすぐ音は止みますから』と教えてくれたっけ。
さっそくうちわを持って、報知器をあおぎました。
ピーッ!ピーッ!ピッ・・・・・・ほ、止んだわ・・・・・
ピーッ!ピーッ!ピーッ!ピーッ!
ひえ〜〜〜
それは、ほんの数分だったのでしょうが、窓を開けたり、あおいだり。
イザという時の仕事を誠実にこなしている報知器の音をなんとか消そうと、あたふたと家中駆け回りました。
ピーッ!ピーッ!ピッ・・・・・・止んだ?・・・・・ホント?・・・・止んだわ。
ほっ・・・・
報知器は、『僕が飾りでないことがわかったしょ、やるときゃやるんだから』と上から私を見下ろしました。
はい、よくわかりました。これからはもっと気をつけます。
一度に二つの事ができないおばちゃんは、今度はコンロのお鍋の前でスマホをいじる事にしましたとさ。
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