北海道・札幌発・だべさ通信5

久しぶりの歯科医院で

右下奥の歯ぐきが腫れて、もうかれこれ一ヶ月以上。
やっと近所の歯科医院に出掛けました。


受付の女性から「前回受診されたのは昨年でしたね、それではこちらの問診票に記入してください」
と問診票を渡されました。



ソファーにどっかと座って・・・・えーと まずは名前ね。
シャカシャカシャカ・・・・でもって ◯年◯月◯日のところは・・・
昭和だからSで〇〇年〇〇月◯◯日・・・・と、よし・・・・
”日常的に飲んでいる薬がありますか?”
ここは  ”いいえ ” に◯だね。
よっしゃ出来上がり。

あれれ?



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問診票を渡そうと立ち上がったのはいいけれど、 ”◯年◯月◯日”のところが気にかかります。
もしかして、ココは生年月日のことじゃなくて今日の日付のことか?
そ、そうかしまった!



ソファーから立ち上り、ハッと気づいて3歩も歩いているうちに、受付の女性はすでにニッコリと手を差し出して、私が差し出す問診票を受け取る体制です。
『あ、あの・・・私、間違えちゃいまして、ココって生年月日じゃなくて、今日の日付ですよね・・・ほ、ほほほ・・・』
しかもわざわざご丁寧に、昭和の『S』の文字を太めに書き足しちゃってるし。
受付の女性は「あ、ココに二重線を引いて書き直せば大丈夫ですよ」と優しい。



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それからレントゲンを撮ることになりました。
おや、前回の時の機械とちがうわ。進化したんだね。歯医者さんも機械を新しく変えなきゃならないから大変だねえ。
「こチラの椅子に座って、アゴはここに乗せてくださいね。それから、コレを噛んでいてください」
歯科助手さんに言われた通りに、幅が2〜3センチほどの小さなマウスピースみたいなものを噛んで小さな台の上にアゴを乗せました。
「ハイ、そのままじっとしていてください」



歯科助手さんがドアをパタンと閉めてレントゲン室の外に・・・・
動かないようにじっとしてちょっと緊張する。
・・・と思ったら助手さんがすぐ戻ってきました。
「あの・・・コレ(マウスピースみたいなもの)の溝に、上の歯も入れて下さい・・・そうそう、そうです。ではそのままで・・・」
その形はちょっと不自然だけど、仕方がない。
明石家さんまさんほどじゃないけれど、私の2本の前歯は出っ歯なもんで、この歯を下の歯と合わせようとすると、下アゴをグイッと前に出さなくっちゃならない。
これじゃあ志村けんさんのアイ〜ンだね。
アイ〜〜ン・・・この状況の顔を想像すると、結構笑えるなあ。
鏡があたら笑っちゃうかも・・・
そんなことを考えているうちにも、レントゲンのカメラは静かな音をたてながら、真面目に私の口の周りをグルリと半周しました。



治療の前なのに、すでにいろいろと刺激があるもんです。


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