北海道・札幌発・だべさ通信5

人感センサーも夫婦の協同作業で乗り切る

スポンサーPR


最近の照明は、人感センサーの付いた省エネタイプが多いですね。
しかも、人を感知してパっとつくのはいいとしても、いなくなったことを感知して消えるのもパパっと早い。
そんな賢い人感センサーのいるところの建築写真を撮る場合は、ちょっと手こずってしまいます。

 

 

先日行った現場は、完成したばかりのレストランでした。
札幌の街が見渡せるピカピカのホールや、焼き物が埋め込まれた壁は、異国漂うおしゃれな作りです。
トイレだってすべて自動。
ドアを開ければ、もちろん灯りがパっとつく。
そんなおしゃれなトイレも、撮影の対象になります。

 

 

トイレの外側から旦那さんがカメラを構えても、灯りはつきません。
かと言って、狭いトイレの中に私が入っては、写真に写ってしまいますから、私は旦那さんがカメラを構えている三脚のすき間から、図面を丸めて持った腕を伸ばし、トイレの空中をかき回します。
グルグルグル・・・・・
するとセンサーは、誰かが入ってきたと思ってパっと灯りがつきました。

 

 

でも、手を引っ込めると、すぐにパっと消えてしまいます。
またグルグルグル・・・ついた・・・カメラのシャッターをパチ!!・・・消えた・・・
またまたグルグル・・・グルグル・・・つかない?
私の腕が短いせいなのか、それともセンサーが賢いのか感知してくれません。

 

 

こうなったら旦那さんも、左手をトイレの中に伸ばしてグルグルグルグル宙をきる。
夫婦でドアの外からトイレの中の空気をかきまぜるというその様子は、たぶん、そんじょそこらではみられない夫婦の姿ではないだろうか。
あ、ついた、お父さん今だ!
腕を引っ込め、電気が消えぬ間にパシャッパシャッパシャッ・・・・
トイレのセンサーは、
” あ、だまされちゃった! ” と思ったかどうかはわかりません。
これも、夫婦協同作業の勝利でございました。

 

 

= 北海道の人気ブログが満載 =


人気ブログランキングへ
ポチっとして頂けると嬉しいです。スポンサーPR