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最近の照明は、人感センサーの付いた省エネタイプが多いですね。
しかも、人を感知してパっとつくのはいいとしても、いなくなったことを感知して消えるのもパパっと早い。
そんな賢い人感センサーのいるところの建築写真を撮る場合は、ちょっと手こずってしまいます。
先日行った現場は、完成したばかりのレストランでした。
札幌の街が見渡せるピカピカのホールや、焼き物が埋め込まれた壁は、異国漂うおしゃれな作りです。
トイレだってすべて自動。
ドアを開ければ、もちろん灯りがパっとつく。
そんなおしゃれなトイレも、撮影の対象になります。
トイレの外側から旦那さんがカメラを構えても、灯りはつきません。
かと言って、狭いトイレの中に私が入っては、写真に写ってしまいますから、私は旦那さんがカメラを構えている三脚のすき間から、図面を丸めて持った腕を伸ばし、トイレの空中をかき回します。
グルグルグル・・・・・
するとセンサーは、誰かが入ってきたと思ってパっと灯りがつきました。
でも、手を引っ込めると、すぐにパっと消えてしまいます。
またグルグルグル・・・ついた・・・カメラのシャッターをパチ!!・・・消えた・・・
またまたグルグル・・・グルグル・・・つかない?
私の腕が短いせいなのか、それともセンサーが賢いのか感知してくれません。
こうなったら旦那さんも、左手をトイレの中に伸ばしてグルグルグルグル宙をきる。
夫婦でドアの外からトイレの中の空気をかきまぜるというその様子は、たぶん、そんじょそこらではみられない夫婦の姿ではないだろうか。
あ、ついた、お父さん今だ!
腕を引っ込め、電気が消えぬ間にパシャッパシャッパシャッ・・・・
トイレのセンサーは、
” あ、だまされちゃった! ” と思ったかどうかはわかりません。
これも、夫婦協同作業の勝利でございました。
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色んなところで夫婦共同作業ってあるもんだなぁと思いました
息が合わさってないと又 反射神経とか 間のとりかたも?・・・
もろもろが いいあんばいに?合致しないと中々難しい気がします
長い年月をかけて?・・・お前がいないと あなたがいないと・・って仲が 睦まじくて素敵です
センサーとの涙ぐましい戦いがあったのですね。
ご夫婦の愛を感じます。
すみれさんへ
あうんの呼吸といいたいところなんですが、それが、けっこうドタバタでして、毎回、反省しきりです。
あと、狭い所などは、お互いの中年太りのため、身動きができないという悲しい実態もございます。
痩せないとね・・・
テト母さんへ
自分たちがやっていることを、見ず知らずの人が見たら、きっとめっちゃくちゃ不思議でこっけいだったでしょうね。
だれもいなくてホントよかたです。