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大きなマンション内部の撮影です。
旦那さんの子分の私は、図面をチェックしながら機材を持って、何種類もの部屋や施設などを、金魚のフンみたに行ったり来たり。
昼間の撮影は、けっこう時間がかかります。
この部屋は、外からの日差しが強すぎて、床にクッキリハッキリと日差しがうつり込んでいるね。
パンフレットなど、アットホームな雰囲気の写真にしたい時は、日の差し込む部屋はとても素敵です。
でも、今回のような建築としての写真の場合は、設計図通りにできているか、設備は間違いなく設置されているか、などが重要です。
あまり強い日差しが一部分にあたっていると、そこだけ壁紙の模様が見えなくなったり、床の一部が明るすぎて色が飛んでしまったりします。
部屋の壁紙や床など、全体がキチンと写った写真にするには、なるべく光りが均等に部屋を明るくしている時に写すのが一番。
でも限られた撮影日や時間の中で太陽を説得するなんてできないもね。
今日は、けっこうな速さで雲が動いていました。
「これじゃあちょっと日差しがキツすぎだ」
そうだね、太陽が雲にかからないかな・・・・・
・・・・まだかな・・・まだかな・・・
5分・・10分・・・15分・・・・
あ〜あ・・・・
ちょっとダラけて、部屋をウロウロする。
こんな素敵な対面キッチンいいなあ・・・
新築のマンンションの設備だものね、なにもかもがしゃれているんでないかい。
ピカピカのキッチンを指でスーっとなでてみる。
と、そのとき、太陽が雲に隠れて、床の写り込みが消えました。
「おお、今だ・・・」
私は写真に写らないように、慌ててキッチンの陰に隠れる。
カメラの死角にいたとしても、回りのガラスに自分が写ってしまうので、とにかく物陰に隠れなくっちゃいけません。
パシャ・・パシャ・・・・
やっと、この部屋の撮影が終りました。
暖房の入っていない建物での4時間半。
途中で1度は休憩したけど、けっこうキツイ。
特にこの歳になりますと、お手洗いが気になります。
歳と お日様には逆らえない・・・というお話よ。
= 北海道の人気ブログが満載 =
ぽぷらさんは プライベートでも子分なのかな?・・・笑
>キッチンの陰に隠れないと そうですよねシルエットの影がうつってしまう場合もありだもの!
相当 根気のいる仕事って思いました
旦那さんの写真の技術は素晴らしいものと以前から感じていましたが でも子分も相当素晴らしくないと?つまり痒いところに手が届く人?じゃないとってことです
うまく合致しない気が
まさに夫婦で毎回 命をかけて一緒に写真を撮っている(合作の作品)感じがしてきます
すみれさんへ
今回は、キッチンの陰に隠れたつもりでしたが、
「頭見てるゾ」って言われ、もっと小さくなりました。
さらに、まだ使われていない建築物の中はとても寒くて、けっこう美にしみました。
仕事ではいつまでたっても子分ですが、家ではどうも親分のようです。
おっかしいなあ、良妻賢母なんだけどなあ。