北海道・札幌発・だべさ通信5

石炭の飴 『塊炭飴』(かいたんあめ)

Pocket

PR

 

『塊炭飴』(かいたんあめ)は、赤平の名産品。
かつて赤平で盛んだった炭坑の石炭をイメージさせた飴です。
当時、石炭は”黒いダイヤ”と呼ばれていましたが、この飴もピカピカ光ってダイヤみたい。
1つ口に入れると、あら〜〜ニッキの風味がして、昭和の時代にタイムスリップです。

 

 

私が小学生だった昭和40年当時の手稲西小学校は石炭ストーブでした。
冬は日直が小使いさん(用務員さん)の所に石炭をもらいに行くのも仕事だったんです。
ストーブの上の蒸発皿にビンの牛乳を入れて温めたりもしたもね。
冬は、みんなセーターを着て、モコモコだったさ。
とっくりセーターとか、腕に2重の白いラインの入った紺色のセーターとか。
そうそう、紺色のセーターのVえりは白い毛糸で編まれていたっけ。みんな同じようなかっこうしてたもね。

 

 

手稲山にスキー遠足っちゅうのがあってね、汗をかくから背中にタオルを入れて登るわけ。あとでスルっとタオルを引っ張って抜けばいいっしょ。帰りはさ、家まで滑って帰ってきたさ。
今そんな事をしたら大変だよね、車に激突しちゃうもね。

 

 

飴を口の中で転がしながら『塊炭飴』のパッケージをチラリと読んでみました。
”原料には北海道のビートを使用・・・・”か・・・・・
なになに、昭和13年から賞を3つもとっているのか。
昭和13年!!すっご〜い。そんな前から作られていたんだ。

 

 

今思うと、石炭ストーブの暖かみって、真綿のような優しい暖かさでした。
でももしかしたら、セピア色になった遠い記憶を消さないようにと、今でも自分の心の中で暖めているのかもしれないけどね。

13.1.15石炭あめ.jpg

 

人気ブログランキングに挑戦中です!ポチっと押すとランクアップ!
人気ブログランキングへ

Pocket

8 Comments

  1. すみれ

    真綿のような暖かさ・・・?
    真綿って表現が 素朴で素敵ですね
    真綿といえば シクラメンのかほりの 歌詞の中に・・・
    真綿色したシクラメンほど清しいものはない・・・♪
    ってのがありましたね 思い出しました
    9つ違いの兄が 小椋さんのファンなもので 笑
    きのう たまたま読んでいた本の中に 心に残る思い出の中にこそ
    幸せがあると ぽぷらさんのセピア色の思い出 これからも増えていくでしょう思い出いつまでも心の中に温めておいてくださいね

    Reply
  2. 「塊炭飴」・・・
    なつかしい~
    昔は缶々に入ってました、平べったい・・・
    駅前の日高屋さんという所で婆ちゃんに買ってもらった
    記憶が・・・・
    お店の中だったか、駅のホームにおっきな、石炭の塊が
    あったはず・・・・・
    ちっちゃい頃はニッキの味がきつくて、なかなか食べれませんでした。
    今は少しマイルドなのでしょうか。

    Reply
  3. くにまる

    小学校の石炭ストーブ・・・たいへん懐かしいです。冬の席替えで、ストーブの近くになると暑くて顔が真っ赤になり、真反対になると寒くて震えていましたっけ。
    あと確かに、ストーブの上の蒸発皿(ブリキ製?だったかな)に牛乳ビンを入れて温めていました。でも、何かの拍子に牛乳ビンが割れると、蒸発皿の中はもう「登別の湯」になっていましたネ!

    Reply
  4. 海鮮丼

    「石炭飴」、子供のころ よ~く一番大きいのを
    頬張ってってました。
    へえ~ ぽぷらさんのスキー遠足、そのまま 家まで
    スキーで 帰ってきたんですか・・私は 学校が 狸小路の
    近くでしたので バスで 藻岩山まで・・私は スキーが大の
    苦手で 中でも 一度滑ったら また イチニッ イチニッと
    上まで 上らねばならず なるべく 滑る回数を少なく 距離も
    省エネ?・・いえ、サボることに 工夫していた気がします。
    そうそう 背中のタオル、確かに スッと抜いた瞬間は
    気持ちが良かったですが その後のゾクゾク感が・・手抜きしていたせいでしょうかね~
    石炭ストーブ、外で 夢中に遊んだ後 みなで
    手袋などを干しながら ストーブを囲みながら
    お喋りを 楽しんだ・・今 思い出すと 何をお喋りしていたのか
    母が 時々 ストーブの上で するめを焼いてくれました。
    久々に 東京でも 雪が降り 雪景色を眺めながら
    思い出すのは 子供のころのこと・・ばかりです。
    こちらは 数センチの積雪に 大騒ぎ・・確かにに 雪対策が
    皆無ですので 仕方ないですね・・それにも増して
    先月 久々に 帰札、雪の多さに たまげてしまいました。
    今年も よろしくお願い致します。

    Reply
  5. ぽぷら

    翔 さんへ
    大きな石炭の塊!もしかして、道の駅で見たのがそうだったかも!
    中くらいのワンコくらいの大きな石炭が置いてありました。
    ニッキの味はけっこうきますよ。
    昔から変わっていないのかな。

    Reply
  6. ぽぷら

    くにまる さんへ
    今年もよろしくお願い致します。
    そうそう!ストーブのそばの子は、顔を赤くしていましたね!
    蒸発皿はたしかブリキ製だったと思います。
    それに時々、だれかが牛乳ビンを割ってました。
    「登別の湯」そうそう、そんな感じでしたね。

    Reply
  7. ぽぷら

    すみれさんへ
    ”心に残る思い出の中にこそ幸せがある”
    なるほど~~~素敵な言葉ですね。
    んん、わかるような気がします。
    そんな幸せを、1つでも多く、作りたいですね。

    Reply
  8. ぽぷら

    海鮮丼さんへ
    お久しぶりです!今年もよろしくお願い致します。
    タオルを抜いた時のゾクゾク間!そうそう、そんな感じになる時がありました。
    海鮮丼さんのスキー遠足は藻岩山だったんですね。
    ストーブの周りには、手袋や何やらを干しましたね。
    それから友達と楽しい雑談もしましたっけ。
    懐かしい思い出が思いだされました。ありがとございます。

    Reply

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA