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山菜採りの名人から、採りたてのフキと笹の子を頂きました。
その立派さに驚愕!
笹の子なんか、皮を剥いても、私の指が細く見えちゃうっしょ。
北海道の笹の子採りは、ひたすら笹薮をもぐってこいでワイルドに採る。
体にひっかっかった笹が、ベシっと顔や体を叩いてきても、なんもさ!!と前進して採る。
苦労して採る笹の子だけど、アクが少ないので、どんな料理にしても美味しいもね。
私は ”笹の子” と呼んでいますが、呼び方は色々で、タケノコと言ったり、ネマガリダケと言ったり、姫タケと言ったりもするみたいです。
教えて下さった下処理の仕方を、皆さんにもご紹介しますね。
○ フキは、皮のまま煮立ったお湯で10分くらい茹でてから冷水でさます。
次に皮をむいて1〜2時間水にさらしてから調理する。
○笹の子も、皮のついたまま茹でるが、水から入れてもよい。
10分くらい茹てたら、皮を剥いて水にひたしておいく。
笹の子の皮むきは、一枚ずつ爪でひっかいて剥いていたらキリがないっしょ。
だから包丁で、てっぺんの部分から下に向かって、少し皮を切っておくと、剥きやすいです。
皮の付いたまま、グリルで焼いたら美味しいという話を聞いて、さっそく実行。
焦げ目のついた笹の子の皮を広げてみると、いいあんばいに水分が飛んでしんなりしています。
香味塩をふって口に入れると、笹のいい香りが鼻からス〜っと抜けました。
子どものころから、” 札幌祭りが終わると笹の子採りのシーズンだべさ ”と聞かされて育ったので、笹の子はまさに、初夏の北海道の風物詩です。
そこで一句
祭りより 風物詩なら 味だべさ