北海道・札幌発・だべさ通信5

北海道はスギ花粉じゃない花粉症

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今年の春は早足です。
家の前の最後の雪が、キラキラと別れのフィナーレ。
最後はアスファルトを黒く湿らせて消滅しました。
札幌は、あと何度かは雪が降るかもしれませんが、もう太陽の熱には勝てません。
パンパンに膨らんだ木の芽は、すでにあちこちで爆発しているもようです。
ブ〜オンブ〜オン・・・・・あら、国道を走る暴走バイクの音が聞こえる。まったく、こっちも早いんだから。

 

 

今朝の北海道新聞に、ハンの木の花粉による花粉症が始まった、という記事が載っていました。
花粉と言えばスギ花粉を思い浮かぶけど、杉の木がちょびっとしかない北海道では、それ以外の植物が花粉症の原因です。

 
例えば我が家の次男は白樺の花粉。
本人によると、花粉が飛び始めると、その臭いがし始めるんだと。
私は今のところ花粉症にはなっていないけれど、だれでも、いつスイッチがはいるかわからないそうですね。

 

 

どこかで聞いた一説によると、『人間が清潔になりすぎたせいで、本来、体に侵入してきた悪者をやっつけるはずの抗体が仕事をもてあまし、花粉を攻撃しちゃうようになっちゃった』とか、またある学者さんは、『体の中に寄生虫がいなくなったからだ』とも言ってました。
それにしても、私達が子どもの頃は、『花粉症』なんて言葉は聞いた事がなかったし、今のように大勢の人がグジュグジュするなんて事もなかったから、とても不思議です。

 

 

除菌除菌と言って、悪い菌も良い菌も、みんな一緒にやっつけちゃう人間は、弱くなるのは当然かもね。
このすきに、今がチャンスとばかりに自然界ではどんどんと強くなる進化を始めているのかもしれないぞ。
どうせなら、あの暴走バイクのお兄さん達の鼻に、花粉をいっぱい入ってくれればいいんでないかい。
したら、鼻水いっぱいでるっしょ。
ツッペ(鼻栓)したってバイクの運転どころじゃないから、ちょっとは静かにかるかもね。

 


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