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人から聞いたお話です。
娘さんに初めての赤ちゃんが生まれました。
元気な女の子です。
ところが、娘さんの知り合いが、占い師に赤ちゃんの姓名判断を頼んだところ、”その名前では不幸になる” と言われたそうです。
その事を聞いた娘さんは、ご主人の名前から一文字をとった可愛い名前と思っていたけど、それからというもの、占い師の言った事が頭から離れません。
もし病気やケガや、不幸な事がこの子に起きたら、私たちが悪い名前をつけたせいと思うかもしれない。
そうだ、別の占い師さんにも聞いてみよう。
ところが、その占い師さんからも、やはり、”この名字にこの名前はよくありません”と言われたそうです。
子育ての長い時間には、いくつもの病気やケガはつきものです。
その間には、母である自分を責めたりする時もありますね。だからこそ、子供がいっそう愛おしくなるものです。
何かが１つ起こるたびに ”それは自分たちが悪い名前をつけたせい” と思ってしまうなら、可哀想に、不幸になったのはお母さんの方ですね。
名前を変えないかぎり、一生、不幸の金縛りです。
とうとう娘さんは、赤ちゃんの名前を変える事にしたそうです。
今度はきっと、ママも幸せになれる名前だね。
占いは、朝に流れているワイドショー程度がちょうどいいです。
”今日の天秤座さんは、愛を告白されちゃうでしょう！ラッキーカラーは黄色でネ！”
うひゃ〜どうしましょ〜！バナナ食べなきゃ〜！！
