北海道・札幌発・だべさ通信5

名水をくんで

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車は、羊蹄山の麓にある、吹き出し公園に向かいました。

 

ここの名水を、もらって帰ろ。
あら、容器ないわ。このお茶のペットボトルで、まいっか。

 

「すったらべっちょじゃな~(そんな少しじゃな~)」
婆ちゃんが、言いました。
じゃあ、売店で売ってる容器、買っちゃおうか。
「金かかるのか。・・・・したらいらね(そしたらいらないよ)」

 

じゃあ、やめる?
「やめんのか~、せっかく来たのにい~」

 

確かに迷うよね。
タダのお水をくむのに、2リットルの容器が250円、18リットルの容器は確か、700円以上だったかしら。

でもさ、製品になってペットボトルで売られている羊蹄の水を買うより安いじゃん!
とびきり美味しいお茶とコーヒーを入れちゃるから。

松の林のお地蔵様達、お水を頂戴いたしまする。

 

ほらほら、あそこ。
みんな、水をくんでいるっしょ。

 

 

豊かな水の、あふれ出す水音だけが、この場所の主役です。
ほれ、入れよ。

 

 

羊蹄山麓に降った雨や雪が、何十年という時間をかけて地中を旅してきたそうです。
沸き出すその量は、1日約8万トン。水温は年中6.5度。これだも、夏でもしゃっこい(冷たい)わけだわね。

ややもしているうちに、あっというまに、太陽が羊蹄山より低くなり始めました。
したら帰るよ~

 

 

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