北海道・札幌発・だべさ通信5

吹雪のあとは、鼻もくっつく宝石箱

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夕方になって雪が止みました。
手稲の駅に着いた頃には日は落ちて、空は藍色、雪に反射した町の灯りがまぶしいです。

林の下から見上げると、木々の枝の隙間から見えたのは、なんとまあ新人さんのように輝いている三日月です。
サッササッサと歩いても、ちゃんと一緒についてきます。

 

 

凍った空気は動かずに、どこまでも抜けるようなクリアな世界です。
沢山雪が降ったので、チリやホコリをきれいに掃除してくれたんだね。
家の灯りや街灯や、どこか遠くの灯りまでもが、新雪に映って美しいのです。
あら、歩く度に雪が鳴り出しました。しばれるね~。
鼻水をすすったら、鼻もくっついたよ。

 

 

夜も更けて、旦那さんは雪かき頑張ったもんで、ガタついた体をただ今お風呂で癒しております。
次は私がゆっくり入ろう。
寒い所を歩いてくると、それだけで肩が凝ってしまうもね。
あら、また雪が降ってきた?
恐る恐る開けたカーテンも向こうに、街灯の下でわんさか舞踊ってる雪達が見えますよ。
まあしゃーない。今のうちだけ、踊らさせてやるよ。

 

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