北海道・札幌発・だべさ通信5

地震後の札幌はしだいに回復

6日(木曜日)の午前3時を過ぎた頃に地震が起きて、全道が停電。
我が家はその日の夕方4時過ぎ頃には電気が復旧したし、水道もガスも使えたので、我慢していればよかった状態でした。
冷蔵庫は13時間 電気が通っていなかったけど、さすが冷蔵庫だね。
扉の開閉を抑えていた事もあるけれど、冷凍庫の氷は少しくっついた程度で使う事ができましたし、肉や魚の食料品は霜が付き始めていたものの、捨てる事もなく継続して使えました。

 

 

7日(昨日)になって北区に住む友人の景子と電話が繋がりましたが声がとぎれとぎれです。
景子は「道路の向かい側まで電気がついているのに、ウチは電気がついていないんだよ、まったくも〜〜」
と言いながらも、
「もしこのまま停電が続いていてもウチは1週間は大丈夫だけどさ」とたのもしい。
景子の家は2世帯住宅、小さなお孫さんがいるけれど、さすが景子です。

 

 

近所の友人も車で立寄りました。
北海道のコンビニ『セイコーマート』に寄って買ったという菓子を持参してくれました。
お店には食べ物は殆どなかったけれど、営業していてくれてありがたいねと話しました。
『セイコーマート』は、出来る限りの店舗が営業していたそうで、調理設備もある店舗では、暖かい調理品も販売していたそうです。
多くのお店が閉まるなか、ネットでは『神対応!』と賞賛されていました。

 

 

千歳市に住む長女は、ご主人の実家にお世話になっているとこのことで安心です。
夕方になっても以前として停電中で、孫のオムツを買うのに、近所のお店に並んで確保したとのことでした。
そんな中、我が家と同じ手稲区に住む長女の友人宅の電気は今だ通じていないという話しを聞きました。
水道も十分に使う事が出来ないようす。
小さな子がいるから、いざとなったら我が家に・・・という話しもしていました。

 

 

夜になって全道の99%の電気が復活!というニュースが入りました。
まだ不安定で節電の必要がありますが、まずは一安心です。
現在(8日 午後)は地下鉄も全線が動き出し、大きなスーパーも順次開店。手稲から札幌・千歳方面へのJRの列車も動き始めました。
大規模な土砂崩れに襲われた厚真町でも電気が復活したそうです。
そうは言ってもまだまだ停電や断水のところがあります。
一刻も早く、復旧できる事を願うばかりです。

 

 

それにしても、大きな発電所が1つ可動できなくなったことで、全道の電気がストップするなんて。
電気の専門知識はないけれど、これじゃやあ発電所が複数あっても意味がない。
1個の発電所が故障するたびに全道が停電になっちゃうの??
最小限の被害に食い止める方法が、今までマニュアルとしてなかったのでしょうか。
地震は天災だけれど、全道の停電は、北電の責任も重いように思う。

 

 


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