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夕張の道の駅 夕張メロード。
スーパーも一緒になっていて、その一角に、お土産品や夕張の歴史などが分かる資料コーナーがありました。
そこに『夕張メロン』ができるまでの大きなパネルも展示されていました。
メロンと思われる双葉の芽をカッターで切ってる写真があります、これはいったい何をしているの??
なになに、” これは 『割り接ぎ』という接木の方法です。” だと。
台木と呼ばれる双葉をカミソリで縦にまっぷたつ。
その間に、穂木を差し込みます。この穂木は夕張キングというメロンの品種だそうで、クリップで固定すると、ひと月もすると台木と穂木は一体化しちゃうそうです。
『夕張メロンを作るのに、なぜ接木をしなくてはならないのか』
そうそう、そこだべさ・・・
”毎年夕張メロンを同じ畑で作っていると、『連作障害』というものが発生してしまいます。”
あ、聞いた事ある。
そういえば、同じ畑に同じ作物を植えちゃいけないって事だわね。
”もし連作を重ねていると、ここの畑は毎年夕張メロンが植えられているな!そう分かると、夕張メロンをターゲットにしている病原菌・病害虫が年々増えてしまいます。そうなってしまうと、いろいろな病気にかかってしまって正常に生育しません。”
なるほど!害虫側の気持ちになってのなんてわかりやすい説明!
対処するには土壌を殺菌して病原菌・病害虫を殺しちゃう方法と、土台の種類を色々変える方法があります。
夕張メロンは、土台を変える『割り接ぎ』という方法を使うんだね。
そうすると ”いつも同じものは植えてないよ、ほら根っこも違うっしょ。実は夕張メロンをくっつけちゃってるけどさ、ウッシッシ”
という事で、病原菌や病害虫たちをだまくらかしていたのであった。
だから同じ畑からでも毎年、夕張メロンができるんだね。
他にも、土の温度管理やミツバチの受粉など、沢山の手間をかけて夕張メロンが作られている事がわかりました。
それにしても植物って不思議ですね。
道の駅では、夕張市内の小・中・高の帽章も展示されていました。
閉校になった学校もあり、懐かしい帽章に出会える方もいらっしゃるかもしれませんね。
第一小学校・鹿ノ谷小学校・鹿島小学校・真谷地小学校・第二小学校・若菜小学校・鹿島東小学校・遠幌小学校・丁末小学校・若菜東小学校・登川小学校・福住小学校・清水沢小学校・紅葉山小学校・旭小学校・夕張市立滝の上小学校・
第一中学校・東山中学校・清水沢中学校・北陵中学校・千代田中学校・登川中学校・向陽中学校・鹿島中学校・夕張東高等学校・夕張北高等学校・夕張工業高等学校・夕張南高等学校・夕張市立緑小学校・