北海道・札幌発・だべさ通信5

おたる祝津花火大会 2013、天国からも見えますように

昨夜は、『 おたる祝津花火大会 (2013)』がありました。
会場は小樽水族館の駐車場。
夕焼けが赤く染まり始めた頃にはもうすでに人でいっぱいです。

 

 

花火を見るのに 『祝津パノラマ展望台』は絶好の場所だね。
傍にいたカップルも、楽しそうに語り合っています。

 

 

「うわあ、水族館見えてるう。みてみて、何か歩いてきてる、ほらほら、キャ〜〜!!飛び込んだ!!
ねえねえ、あれって何??」
「ああ、あれはアシカだよ」
「アシカ! カワイ〜〜〜〜!」

 
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あれはトドだべさ。

 

 

夜の7時を過ぎたころ、いよいよ花火が打ち上げられました。
でも、花火は連続して上げるのではく、次の花火のまえに、進行役のおじさんがメッセージを読み上げています。
『お爺ちゃんがいなくなって1年ですね。寂しいけれど、僕たちは、みんなで助け合って生きていきます。お爺ちゃんも天国から見守って下さい』
メッセージが終わると、空高く花火が打ち上げられました。

 

 

『おまえがいなくなっても、父さん、母さんは、一日だって忘れたことはないよ。いづれ私たちもそっちに行くから、それまで見守って下さい』

 

 

『あなたが天国に行ってから1年が過ぎました。お誕生日を祝ってあげられなくてごめんね。今度、生まれ変わってくる時も、私たちの子どもに生まれてきてね』

 

 

この花火は、亡くなった方達への供養なんですね。
夜空に広がる光を見ていると、花火は地上から天国に送る花束のようです。
じんわりウルウル見上げた花火大会もフィナーレになりました。
最後は一段と大きな花火が夜空を照らして、祝津の季節は変わろうとしています。

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