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ツタが網の目のように絡み合って中に、鳥の姿をみつけました。
この鳥はツグミではないでしょうか。
木の下まで近づいても、じっとしています。
込み入ったツタの中は安全だという事を知っているのではないかと思いました。
じっとしていれば、人間がいなくなっちゃうのを待てばいいもんね・・・そんな感じ。
大きさは20~25センチくらい。
胸が厚くてふっくらしています。
ウロコのような模様が美しいです。
オスもメスも同じような模様で、オスははっきりと、メスは少し淡い色をしているそうです。
このツグミはオスかな。
ツグミは冬になる頃に北からやってきて、夏になると北へ向かって旅立つ渡り鳥。
そこで繁殖して、また冬になるとやってくる。
北海道は、日本に来ていたツグミたちが、北へ向かうための中継地点という事もあって、春には本州からのツグミも合わさって数が増えるそうです。
もしかしたら、このツグミも本州からやってきて、一休みしているのかもしれませんね。
でもさ、わざわざ寒い所まで飛んでいかなくっても、ここで暮らせばいいんでないの？
それとも羽根は暑いのかい？
とにかく、がんばるんだよ。
なに？いいからそっと休ませてほしい？
なるほど、おばちゃんは失礼いたします。
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