北海道のカタツムリは、殻を振り回して敵を撃退させる極めて珍しいカタツムリであった。
ニュースをご覧になった方も多いのではないかと思いますが、北海道にいるカタツムリ、エゾマイマイは、すごいカタツムリだったらしいです。
■ エゾマイマイは殻をグイっと振る極めて珍しいカタツムリ
このエゾマイマイ。
林に行けばいつも遊歩道をうろついているし、雨上がりは道路に出て来て、哀れぺしゃんこになっていたりもする、北海道ではごくごく普通のカタツムリ。
私は今まで、彼らが『エゾマイマイ』っていう名前だったという事すら知りませんでした。
ニュースによりますと、『エゾマイマイは殻の左右幅が40ミリにもなる北海道最大の固有種である』
そうそう、他の種類から見たら大きいから目立っちゃうの。
『天敵を一緒に飼育槽入れたところ、殻を左右に大きく振って追い払う様子が確認された』そうです。
北大の教授さんの話では、足の筋肉が大きくなったことで殻を振り回すことができる種になったと考えられるとか。
そう言われれば、子どもの頃に、カタツムリをいじっていて、、殻を振り回した光景を見たような見ていないような・・・・・
■ 殻の模様は自由
彼らの殻の模様は自由です。
基本はグルグル模様だけれど、濃いグルグル模様のある者もいれば、薄いグルグル模様の者もいる。
ちょっとオシャレになると、グルグルないシンプルでナチュラルな者もいる。
さらに、殻全体の色も濃かったり薄かったりと、ほんと色々ね。
何も不思議に考えた事はなかったけど、自由なファッションで生きているっているなんて なかなかやる。
そこにもってきて、『極めて珍しいカタツムリ』だったとは、なんだか狐につままれたようなでございます。
■ 日本では、もしかしたら沖縄にも
日本でで実証されたのは、エゾマイマイだけど、同じようなカタツムリは沖縄でも報告例があるそうです。
あと、ロシアにも、同じよなカタツムリが住んでいるそうですよ。
エゾマイマイは、ロシアのカタツムリににているそうだから、もしかしたら親戚かもね。
この写真は、今年9月に林の遊歩道を歩いていたエゾマイマイ。
背負ってる殻の大きさの直径は、ピンポン球くらいかな。
模様の他の特徴は、体格がちょっとずんぐりしている。
人で言うなら小太りのおばちゃん、馬で言うなら道産子体型。
体の模様は全体的に茶色のまだら模様です。
調べたところによると、札幌には4種類ほどのカタツムリがいるそうですが、エゾマイマイは大きいしね、その中でも一番目立つカタツムリだと思う。
ところで、ニュースでは『カタツムリ』と言っていましたが、私はエゾマイマイのことを『でんでんむし』と呼んでいました。
そして、小さくてめんこいサイズのが『カタツムリ』なのかな〜とか、勝手に自分で定義してたの。
実際『カタツムリ』と『でんでんむし』の違って、なんじゃ?
と思いまして調べてみましたところ・・・・答えは、『どちらも同じ』なんですと!
つまり、どっちの呼び方でもいいそうです。
地域によって呼び方色々、なんとなく『カタツムリ』だったり、『でんでんむし』だったりするわけね。
エゾマイマイ諸君。大変おみそれいたしました。
次回お会いしたときは、ぜひ、その大きな家をグイッと振ってみせて下さいませ。
”それは、オレさまにちょっかいを出すでことかい?”
ちょっとくらいいいべさや、チョイチョイと。
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長年「でんでんむし」の名前の由来ってなんじゃらほいと思ってたら
殻振り回すエゾマイマイのことをある番組で取り上げていて
偶然、名前の由来まで知ることができました。
殻にひっこんでしまってちっとも出てこない「出ん出んむし」なんだそうです。
それだとエゾマイマイはでんでんむしの呼び名が不似合いのような(^▽^;)
もみじさんへ
うわわわ〜!
名前の由来、そうだったんですかあ〜!!
ありがとうございます!
確かにそうなると、エゾマイマイはでんでんむしじゃないって事になりますね!
勉強になるう!