北海道・札幌発・だべさ通信5

安物買いの銭失いは続くのか

『今日のお昼は何にしようか』
「そういえば冷蔵庫に、いつかのレトルトハンバーグが入っていたべや」旦那さんが言いました。
そうそう、特売の時にまとめ買いをしたやつだよね。
最初のうちは ”おいしいおいしい”って食べてたけどさ、そのうち飽きちゃって、冷蔵庫の片隅に追いやられてしまったものでした。
消費期限が切れちゃってても、少しくらいは大丈夫なもんさ・・・と、消費期限などなかった時代を生きてきた者としては落ち着いたもんでございます。

 

そこに、久しぶりにやってきた長男が言いました。
「そう言えばさあ、婆さんち(実家の母)の冷蔵庫にも、いつのもんだかわからないものが入っていたよなあ」
なな、なぬ・・・・・以前まで、それは私が思っていたことじゃないか。
それが今ではこっちの方が当事者かい。
そういえば・・・・冷蔵庫の扉に入っている調味料の賞味期限は・・・・
おお〜〜ここで発表するにはあまりにも恐ろしい期限!!
もはや反撃のしようがございません。


スーパーに行くと『特売!』の赤い爆発シールと遭遇するやいなや、頭の中の魔除けのお札がパッと外れる。
そして思っちゃう、買っておかなきゃ!!



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でもそれではダメだわね。
それは本当に全部食べられるのか?安物買いの銭失いにはならないのかを考えなくっちゃ。それに、なんでもかんでも冷凍庫に放り込んで安心しちゃうっても問題だ。

でもなあ・・・特売シールの魔力は絶大です。どんなに強い気持ちで出かけても、その魔力に取り憑かれると、簡単にペリっと剥がれる私です。

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