北海道・札幌発・だべさ通信5

もう耳を塞がない、音は骨伝導ヘッドホンで骨で聞く

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旦那さんが フフフ〜〜ン〜〜♩と歌を歌っている。
ヘッドホンを付けているんだわ・・・・と思ったら、ヘッドホンらしきものを耳の穴じゃなく、わざと外してくっつけている。
なのに、フフフ〜〜ン〜〜♩ と歌ってる。


「これはなあ、骨伝導ヘッドホンなんだわ」

試しに、ちょっと借りて付けてみる。もちろん、耳の穴じゃなく、穴のちょっと上の所。


♩ ♩ ♫ 🎶 ♬ ♪・・・・・・
お、おお〜〜〜〜!!

耳にあててもいないのに、なんというクリアな音楽!!
これは口づさんで見たくなる。


最近は、骨伝導イヤホンや骨伝導ヘッドホンというものが、若者はもちろんスポーツ選手や通勤通学のサラリーマン、耳が遠くなってきたお年寄りなど、ありとあらゆる人たちに広まっているそうですね。
今まで、音を聞くのは耳だけと思っていたら大間違いというカルチャーショック。



骨伝導ヘッドホンとは





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音というのは2種類ある。
一つは空気を震わせて伝わる気道音。そしてもう一つは振動で伝わる骨導音。
私たちが普段、耳で聞いているのは空気の振動を耳で感じている気道音だね。
それじゃあ骨導音は聞いていないのかというとそうではなく、例えば自分の声は耳を塞いでも聞こえますよね。それが骨導音だそうです。
自分では気づかぬうちに、骨で音を聞いていたんですね。


この骨導音を利用して音を聞くことができるのが骨伝導ヘッドホンや骨伝導イヤホンです。
コードがないから、コードがクシャクシャに絡まらないところがいいね。



ベートヴェンも骨伝導を利用していた

♪ジャジャジャジャ〜〜〜〜ン♪ ♪ジャジャジャジャ〜〜〜〜ン♪
交響曲第9番『運命』といえば、学校の音楽室の壁に必ず人物画が貼ってあったヴェートヴェン。
先生が「ヴェートヴェンはな、耳が聞こえなくなったんだ。それでも音楽をやめなかったんだなあ〜」と教えてくれたっけね。


ところがヴェートヴェンは、聴覚に障害を持ったあと、口に加えた指揮棒をピアノにあてて、まさに骨伝導音で音楽を聞いていたというお話が残っているそうです。
つまり聴覚障害を持った人でも、障害の要因によっては、この方法で音を聞くことができる人がいるのです。



骨伝導ヘッドホンは暮らしを安全にする



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定期的に病院に通っている旦那いわく、
「待ち時間が長いから音楽を聞こうにも通常のイヤホンを使うと呼ばれた声がわからないべさ」
そうだよねえ。


「これなら周囲の音も聞こえるし、音楽も聞こえるからいいんだわ〜〜。しかもこれな、電話にも繋がるんだぞ〜〜」
なるほど〜そりゃあ便利だよね・・・・


もちろん病院の待ち時間の時だけではなく、音楽を聴きながらの通勤、通学、スポーツのトレーニングの時などなど、周囲の音も聞こえるので安全ですね。
私も最近、耳が遠くなってきたからさ、これからそう遠くない将来に骨伝導ヘッドホンに世話にる日がくるかもね。


それにしても、知らないうちに家の中に見たことのないものが時々増えるのは、私の耳が遠くなっていたからかい??

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