スポンサーPR
今日は、旦那さんの子分として現場に同行しました。
地下1階地上3階のその建物は、天井が高く設計されているので、ひとつ上の階までは2階分くらいの階段数がありました。
まだエレベーターは使えないので、3階に到達するにはさらにもう2階分の段数を、カメラ機材を持って移動します。
図面とにらめっこしながら進むんだけど、また設備屋さんが仕事中の部屋があったり、ず〜っと奥に置いてある脚立やバケツを運びださなきゃダメな場所もあったりします。
この部屋は・・・・建築屋さんの部品が入っている箱が積んであるわ、これも移動だ。
移動した荷物は撮影が終わるともちろん、すべて元に戻します。
階段を上り下がり、荷物をずらし、作業も後半にさしかかりました。
「次は1階に降りるぞ」
”はい”
機材のバッグを持って階段を降りているとき、悲しいかな自然と小さなかけ声を出してる自分がいる、
”ヨイショ ヨイショ・・・・”
こんな階段くらい、なんもだわよ。
”ヨイショ ヨイショ・・・・”
工事のお兄さんがスタスタと階段を駆け上がってきました。
荷物がぶつからないようにサっと機敏に壁にへばりつく。
”ご苦労様です” ”どうも・・”
トントンと駆け上がるお兄さんの後ろ姿は、羽を広げサギのように動きが軽い。
はあ~、若さって、それだけで財産だったのね。
そろそろ1階に着いたかしら・・・・
あら、ここはどこだ?地下まで降りちゃった?
ありゃりゃ〜〜!!
再び上がり、1階にたどり着いたら旦那さんがあきれ顔をしている。
あのね、間違えて1階を素通りしたように見えるっしょ、しかし、実は自ら筋肉の強化をしてたんじゃ。