想定外バス

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しばらくのあいだ、お世話になっている事務所さんに時々通う事になりました。
バスに乗ってる時間は、時刻表によると35分。まだ雪は積もっていないので、余裕をもった時間帯のバスに乗れば楽々だね。
ところが、途中までバスは順調に走っていたのに、橋の手前で動かなくなりました。
あら渋滞？まだ余裕はあるから大丈夫だけど。
・・・・・
まだ動かない？
・・・・・・
動いたいかな・・・と思ったらまた止まる。余裕の時間が余裕のない時間になりました。
ちょっとソワソワしてきたぞ。

 

 

首をのばして前方を覗いてみると、電信柱が斜めに倒れているのが見えました。電線がブラ～ンと下がっています。
あらやだ、もしかして事故！誰かが電信柱に激突して折っちゃったんだね。これは想定外だわ。
片側通行の道路を、ガードマンさんがやっと私の乗っているバスを通してくれました。

 

 

でもさ、これじゃあ約束した時間に間に合わないかもしれないわ。
”ポ～ン・・次は○○18ちょうめ～　お降りの方はお知らせ願います”
し～ん・・・
”通過します”
やったその調子！

 

 

”ポ～ン・・次は○○15ちょうめ～　お降りの方はお知らせ願います”
通過しちゃえ通過！
”ピンポ～ン・”・・”次、止まります”
うわあ、止まっちゃうのか・・・早く降りちゃってちょうだいね。

 

 

”ポ～ン・・次は○○11ちょうめ～　お降りの方・・””ピンポ～ン・”・・”次、止まります”
うわあ～　また止まるのかい～

 

やっと降りたバス停から、その事務所までは信号２つの道のりです。
はっちゃきで小走り。赤信号で息を整え、また小走り。
いかったよー3分前に到着です。汗かいちゃったわ。
ホントは走ってこわかった（疲れた）けど、計算通りの顔をしました。
おはようございます。