北海道・札幌発・だべさ通信5

戻ってきた、昭和の懐かしさ

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なんと嬉しい。
『だべさ通信2』が消えちゃって、しかも何を書いたのかも忘れちゃってた思い出を、ブログを見て下さっていた秀じいさんがなんと保存していて下いました。
まさかこんな形で思い出が現れるなんて、うれしいっしょや!本当に有り難うございます。

さっそく、今一度、ご紹介させていただきます。
それは、私たち中年道産子には、とても懐かしい話です。

 

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まずは『でれっき』と『じゅうのう』の事。
さっそく、そのときの写真を探してみました。
これだね~。

左に見える小さいスコップのようなものの事を『じゅうのう』と呼んでいて、その右にある鉄のひっかき棒の事を『デレッキ』(デレキ)と呼んでいます。今でも婆ちゃんの秘密基地で、毎年餅つきをする時に大活躍です。と言ってもね、このアイティムは、今じゃなかなか見ない品物で、若い方は知らないでしょうね。”懐かし~”と思って下さった方はきっと、お友達世代ですね。
私が子どもの頃、このデレッキは、時々、酔った父親の武器にもなってました。

 

 

次は『暖房手当て』のお話し。
北海道の会社では、”暖房手当”といって、ボーナスとは別に、冬を乗り切るための手当がでます。とは言っても、この不況ですから、今じゃ支給される所は限られているのでしょうね。
この『暖房手当て』、昔はね『石炭手当』てって呼んでいたのでありました。
だってほら、昔の暖房と言えばさ、薪か石炭だべさ。大抵のお宅は石炭が多かったから、『石炭手当』って呼ばれていたんですよ。

 

 

さて次はキンカンの話
昔の ビンの形は縦に平たくて、茶色で、なで肩をしていました。
フタにはすごい仕掛けがあって、水泳帽みたいになってるゴムのフタで、それをめくりながら取ると、なんとそこには、こうや豆腐みたいなスポンジがくっついているではありませんか!
クルリと裏返った帽子のゴム部分をつかんで、液のしみたそのスポンジ部分を、患部にソロ~リソロ~リ塗るわけです。

 

 

この仕掛けを考えた人は、尊敬しちゃう。
キズに付けると飛び上がるほど痛いのに、何度でも試したくってやったもね。それから、あのキョーレツな匂いの、いったいどれくらいまで近づけるかって、ビンに鼻を近づけてみた事もありました。

 

 

そうそう、話は変わりますが、仁丹って薬あったもね。
銀色に輝く小さなつぶつぶ。手のひらにとって、何粒かを口に入れると、これまたすんごい仁丹の匂いがしてさ、さすがの口臭だってかなわない。仁丹の匂いのするおじさんは、たしかに周りにいましたね。

それから、年に一度くらい富山の置き薬屋さんも来ていましたよ~。
紙風船をもっていてね、それをもらうのがとても楽しみでした。
お~懐かし。
秀じいさん、本当に有り難うございました。

 

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