北海道・札幌発・だべさ通信5

映画『終わった人』を見て思う事は夫婦は別々の時間が大事ということ

同じ年の友達に「映画行かない?」と誘われました。
どんな映画を見に行くのかも聞かずに、いいねいいね、いこいこ!
札幌駅直結の『札幌シネマフロンティア』です。

 

見た映画は『終わった人』

 

「定年になったサラリーマンの映画なんだわ」
へ〜。私達の両方とも、夫の年齢は60歳。
仕事はサラリーマンじゃないけれど、親近感湧いちゃいうね。
案の定と言いますか、客席は私達と同じような年齢の女性が多かったです。
夫の田代壮介(舘ひろし)、妻の千草(黒木瞳)
原作は内館牧子。横綱審議委員をされているのて、時々テレビでお目にかかりますね。
映画の中にも、ちょびっとだけ登場してましたよ。

 

 

『終わった人』のあらすじ

 

田代壮介(舘ひろし)の定年になった日から映画が始まる。
いきなり自由時間が出来ちゃったので、とりあえず図書館やトレーニングジムなんかに行ってみるけど、物足りなさを感じる。
妻(黒木瞳)に旅行を誘っても断られ、仕事場の美容室に迎えに行っても煙たがられてしまう。

 

そんなとき、妻の反対を押し切って IT企業の社長になる。
歳の差のある女性(広末涼子)との恋もする。
けれど、多額の負債を抱えて会社は倒産。
とうとう家を追い出されてしまう。

 

壮介は故郷に帰り、友人のNPO法人の手伝いをする事にした。
そんなある日、妻がやってきて、「これからも2ヶ月に1度は、貴方の髪を染めにきますね」
と言われる。

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映画を見終わった私達。
「時々、クスっと笑える場面があって面白かったね」と彼女。
「定年した男性達の多くは、少なからずとも、経験するのかもね」と私。

 

映画のラストでは、離婚なのか別居なかはわからないけど、2人は別々に暮らし始めるわけですね。
いろんな夫婦がいるわけだから、2人が幸せと感じる暮らし方が一番いい。
別れて暮らす2人に、私はちょっと共感できるなあと思いました。

 

 

どうしてかというと、ウチなんか今だに自営業だから1日中の殆どを2人で過ごしているのね。
よく他人様から、「いつも一緒で、2人は仲がいいわねえ」なんて言われるけれど・・・・・そんなことはございません。
「1日中よくまあ一緒にいられるわねえ」とも言われるけど、そんな事もございません。
映画のように別れちゃうところまではしなくても、仕事と家族の用事以外は、殆ど夫婦は別々な事をしているんです。

 

今、私がブログを書いているけど、隣りのデスクでは旦那さんが今日の仕事をしています。
旦那さんがテレビを見ていたりする時に、私が仕事している時もある。
共通の時間を持つ事も多いけれど、別々な時間を持つ事も多くて、これがあんがい大切なのかもしれないです。

 

でも映画を見て思いました。
私は、夫を家から追い出す事まではできないなあ。
映画の中では壮介の妻は美容師をしていて、自分で貯めた1000万でお店を開くんですって。立場強すぎ!
私だって宝くじで3億円当たったらさ、どうなるかわかりませんわよ。

 

と、ここまでブログを書いていたら、隣りで
「ちょっと背中 かいてくれない?」だと。
ゴシゴシゴシ・・・・
「あの、私もかいてくれない?」
こうして、ときには持ちつ持たれつということで。


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