北海道・札幌発・だべさ通信5

映画 『コーヒーが冷めないうちに』を札幌シネマフロンティアで見ました

『コーヒーが冷めないうちに』という映画を友達と見ました。

場所は札幌駅のステラプレイス7Fの札幌シネマフロンティア。
朝一番の上映だったせいか、館内は比較的空いていましたよ。

昔は受付の人がいてチケットを買ったけれど、今は機械で操作なので、シニア世代の私達はそこからもう緊張です。
若い人達のようにスムーズにピッピッとはいきません。

 


『チケット購入ボタン 』というボタン・・・これか・・ピ!!

映画名は・・・・と・・あれ?ないよ、『コーヒーが冷めないうちに』のボタンがないよ〜〜!
あ、『次に』のボタンがあった・・・・
映画の数が多いので、次のページもあるんですね。
いかったこれか・・ピ!! ドギマギしながらチケットを購入です。
イザとなったら係の方がいるので安心ですけどね。

 

 

過去に戻るには面倒なルールがあった

 

『コーヒーが冷めないうちに』は本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和のベストセラー小説を映画化したものです。(私は知りませんでした (;^_^A アセアセ)
舞台は、昭和のちょっとレトロっぽい喫茶店「フニクリフニクラ」、馴染める雰囲気です。

そこには、『過去の自分が行きたい時間に戻れる』という特別な席があります。
映画は、そのウワサを聞いた最初の女性がやって来るところから始まります。
でも、過去に戻るのにはけっこうめんどくさいルールがある。

 

 

○その席にはいつも座っている女性がいるので、彼女が席を立ったときにしか座れない。
○過去に戻って、そこで何をやっても未来は変わらない。
○コーヒーをカップに注いでから冷めてしまわないうちに飲み干さないと永久に現在に戻れなくなる。
○過去に戻ってもこの喫茶店から外に出ることはできない。
○この喫茶店に訪れた人しか会うことができない。

 

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過去を変える事はできないけれど未来はこれから変えられる

 

映画は4つのストーリーからできています。
どのストーリーも、過去に戻ったからと言って未来に起きる事実は変えられません。
でも変わるものがある。それは過去に行って来た人達の心のようでした。

 

 

ストーリーの中に、認知症の妻を介護する夫が病気になる前の妻に会うというお話しがあります。
たくさん話したいことがあるけれど、コーヒーが冷めるまえに飲み干さないと現在に戻れないので時間がありません。
なのにコーヒーは最初からけっこうぬるいんですよこれが。
もうちょっと時間がほしい、でも戻らないと・・・・・

 

 

ウウ・・・・世代がダブるせいか、じわじわ〜〜っと涙腺が緩んでしまったもね。
そしたらさ、同じ横の列から、ズルズル〜〜〜っとと鼻をすする音が・・・・
ああ、同年代の女性のようです。そうだよねそうだよね、わかるよね・・・・・

 

 

過去に戻っても事実を変えられない、でも、未来の自分の生き方を変える事はできるのです。
お金持ちが羨ましい〜〜〜とか、ほっぺたがたるんで悲しい〜〜とか、そんなことばかり思って過ごす時間はバカらしい。
これからの時間をもっと大切に使わなくっちゃ・・・・そう思える映画でした。
ほっぺたのたるみは気になるけどさ。

 

 


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