林の柵のそばに、スイセンの芽がのびていました。
葉っぱが枯れ葉を破っているところをみると、けっこうな早さで剣のように突き刺したんでしょうか。
時々、アスファルトを押し上げて雑草が生えているのを見たりすると、植物ってすんごいなあって思います。
草なんか、簡単にむしっちゃえるのにね。
そんなに弱い植物なのに、どうしてアスファルトやコンクリートを持ち上げて伸びてくるのでしょうか。
実は、植物が信じられない力を出すのは水圧によるものでした。
植物が成長して新しい細胞ができると、その中にどんどん水が吸い上げられる。
水はそんじょそこらの力には負けないので、その細胞に蓄えられるときの水圧がアスファルトをも押し上げる力の素になるんだそうです。
恐るべし水ジャッキ。
秋に枯れてそのまま落ちてしまった山あじさいも、雪の下でもつぶされることなく、雪解けとともに、そのままの姿で現れました。
雪がそーーーっと優しく包んでくれていたってことがわかりますね。