北海道・札幌発・だべさ通信5

暮れの竹の子の忘れ物

新しい年が始まりました。2018年、明けましておめでとうございます。
我が家の年越しは、長女家族も加わって、そりゃそりゃ賑やかに過ごしました。

 

 

春に生まれた小さな王子は、今では超スピードハイハイ&つかまり立ち&握ったものは片っパイからぶんなげてくれる怪獣王子に成長しました。
おかげで、とっくに錆びたついていた私の記憶の引き出しは、知らず知らずにこじ開けられて、おんぶヒモでホイっとおぶる感覚も思い出しました。
ほれほれおいで、ばーばだよ。
30年以上も昔の事なのに、体はちゃんと覚えているもんですね。

 

 

ところが、うま煮を作るときになって、二日前に買ったはずの竹の子のしまい場所が思い出せないのです。
鶏肉、ゴボウ、こんにゃく、里芋、人参、しいたけ、レンコン・・・そして、竹の子・・・。
絶対にちゃんと買ったはずなんけどな。
なんぼ冷蔵庫の中をまさぐっても見つかりません。

 

 

「おかあさん、私が冷蔵庫探してみるね」長女が言いました。
そうだね、上の段の奥の方とか見逃しているかもしれないし。
冷蔵庫の中は下ごしらえをした食材のタッパやらラップをかけたお皿やら、お正月の食材でごっちゃごちゃ。

 

 

「もしかしたら、買ったと思って実は買ってないでないの?」
なに、そっちかい!
まさか・・・・
買い物前にちゃんとメモしたよ、お店にはメモ、忘れちゃったけど。
絶対買ったわ、買ったと思う、たぶん・・・・

 

 

こうなったら絶対見つけなきゃ。

再び冷蔵庫をゴソゴソ、乾物の引き出しや缶詰めの引き出しも。
でも結局・・・・・竹の子・・・・見つからず・・・・・
竹の子なしのうま煮でも、ないんだから仕方がない。
でも竹の子よ、いえ、竹の子さん、竹の子さま、お正月が終わってからでいいので、ひょっこり隅から登場して頂けませんでしょうか。


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