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昨夜は夕方から、旦那さんとあちこちにお歳暮を配って歩きました。
家から家へと移動する途中、車の窓から空を見たら、大きく欠けた月が見えました。
今日は三日月か・・・・・
3軒目、4軒目・・・”今年もお世話になりました。どうもども”・・なんて頭を下げながら車に戻ってみると、
あら、さっきより月が大きくなっている?
確か三日月だと思ったのは私得意の勘違いだったのか。
でも、また数軒回るうちに、今度は月の半分以上が見えています。
そこで初めて月食だと気がつきました。
いつも見る月は光と影の明暗がはっきりしてるのに、昨日はいつもと様子が違う。太陽の光が月にグラデーションをかけているのです。
光と影の境目が、ホワワワンと伸びているので、その中間部分が月の模様をうっすらと浮かび上がらせています。
優しい月だこと。
そのうち、太陽が作った地球の影は、月をなでるように東の方に消えていきました。
キーンと冷たい冬の夜には、ゆっくりと空なんか眺める余裕はないけれど、昨日は何度も空を見上げていたもんね。
お歳暮天体ショーでした。
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