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JR札沼線(学園都市線)も終盤になりました。
石狩当別 = 北海道医療大学 = 石狩金沢 = 本中小屋 = 中小屋 = 月ヶ岡 = 知来乙 = 石狩月形 = 豊ケ岡 = 札比内 = 晩生内 = 札的 = 浦臼 = 鶴沼 = 於札内 = 南下徳富 = 下徳富 = 新十津川(終点)
札比内からは、アイヌ語の駅名が多くなります。
『ナイ』が着く言葉は、アイヌ語で『川』を意味する言葉だそうです。
同じ川でも『ベツ』という言葉で表現される川と、『ナイ』で表現される川があって、「ベツ」は氾濫などする危険な川、『ナイ』は洪水に強い川。
アイヌ語では同じものでも、性質によって言葉を使い分けるのですね。
これからは、ウィキペディアなどで調べた駅名の意味と一緒に見てみる事にしますね。
サッピナイ = 乾いた石ころだらけの川
道路がすぐ横を走っています。
あら〜〜ドライバーのおじさんの顔見えちゃう・・・・
おじさんは、殺気を感じたのか、こちらをチラっと見ました。
あ、目が合っちゃったわ。
したっけさ、おじさんたら、いきなりアクセル踏んで、ビューっと走って行ってしまいました。
おもしかったのに残念だわ。
晩生内(おそきない)・・・私は最初読めなくて、ばんせいない???なんて思ってましたら、”おそきない”って言うんだもね。
オソキナイ = 川口のがけが崩れている川。
札的(さってき)・・・本当は サッテキナイ で、やっぱりナイが付いていたそうです。
サッテキナイ = やせる川。
浦臼町札的、ここにはなんと、『坂本龍馬家の墓』があるんです!
ホントなんですよ、見た事ないけど・・・・
坂本龍馬の養子である坂本直という人が亡くなったあと、その妻と息子が龍馬の甥である直寛を頼って北海道に移住、ここ浦臼で駄菓子屋さんをされていたそうです。
おお〜、これは踏切です!
浦臼(うらうす)も、本当はウライ・ウシ・ナイ= 網を干すところ or 川笹の多いところ。
鶴沼。
於札内(おさつない) = オ・サツ・ナイ 川尻が乾く川。
南下徳富(みなみしもとっぷ) = トックプト 「トック」は「でこぼこ」。「プト」は「川の入り口」。
下徳富(しもとっぷ)。
北海道の地名で、『ナイ』『ベツ、ペツ』が付いている名前はアイヌ語なんだな〜と思ってみるといいですね。
どこまでも見飽きない田園風景も、とうとう次は終着、新十津川駅です。
このあと新十津川駅では、ちょびっと嬉しいサプライズが待っていました。
小さな駅長さんのいる新十津川駅も含めたJR札沼線の画像 >>