北海道・札幌発・だべさ通信5

池にいるのは特定外来生物ミドリガメ

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公園の池で、何かポチャっと音をたてました。
むむ、亀だわ!
亀は警戒して一旦池にもぐってから再び浮かんで来ました。
メガホンみたいに膨らませた鼻の穴を水中から出して、こちらの様子をうかがっています。

 

 

 

 

甲羅の大きさは手のひらくらい。
目の上の鮮やかなオレンジ色したアイラインがあるところをみると、きっとミドリガメだね。
この池は、以前はきれいだったけど、今ではゴミが捨てられて、お世辞にもきれいなんて言えなくなってしまいました。
そしていつのまにか、捨てられた金魚や亀が泳ぐ池になってしまったのです。

 

 

このミドリガメも、きっと誰かのペットだったんだべね。
そう言えば、以前はよくお祭りなどで小さなミドリガメが金魚すくいと一緒に売られていましたっけ。
ミドリガメの寿命は10年〜15年、中には20年以上も生きて、体長も30センチ以上にもなるものもいるそうです。
本当は、相当の覚悟で飼わなきゃいけない生き物だったんですね。

 

 

そのせいか、池などに放す人があとをたたず、環境省は2014年1月、このままではミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)が日本の生態系を脅かす恐れあるとして、今後の輸入はせず、「特定外来生物」に指定することを決めました。

 

 

この池のミドリガメ。
もうとっくに子ども達には、見つかっているにちがいないよね。
次のご主人に捕まえられるのか、それとも、この池で巨大化するのか。
もしかしたら、誰かが放した亀とカップルになって、ここが亀池になる可能性だってある。

 
そしたら、町内会の夏まつりに1回50円で釣り堀りにするってのはどうだべか?
(これから新たにミドリガメの飼育を始めるには、環境省に許可を得なければいけません。)

 

 


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