北海道・札幌発・だべさ通信5

灯油はタンクローリーが配達してくれる

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我が家の冬の暖房は灯油です。
ひと昔前は薪や石炭だったけど、今は灯油やガズ、オール電化のお宅と様々です。
家には、灯油が400ℓ入る”ホームタンク”が備え付けてあって、時々、灯油屋さんがタンクローリーで灯油を入れに来てくれます。

 

 

岩手から遊びに来た親戚の娘さんは、このタンクを見てビックリ。
「家のストーブに灯油を入れるの、大変ですね〜」と言いました。
彼女は、このホームタンクから シュポシュポのポンプで灯油をポリタンクに移して、家の中に運ぶものだと思っていたんです。
ホームタンクからは管が伸びていて、壁を通って石油ストーブに繋がっています。
だからポチっとスイッチを入れれば石油ストーブが点火するんだよって言ったら、またまたビックリしていました。

 

 

そんな話しをブログに書いたところ、今度はブログを見て下さった方から、
”本州では、トラックでやってくる流しの灯油屋さんがいるんですよ”と教えて頂きました。今度ははこっちがビックリです。
しかもそのトラックは『月の~砂漠を~』のメロディを奏でながらやってくるというのです。
そのメロディが聞こえたら『灯油屋さんだ!』ってポリタン持って買いに出るんだって。
『雪やこんこ』のメロディを流して来る灯油屋さんもいるそうです。

 

 

その話しを聞いてから、もう4.5年前になりますが、今でもやはり、月の砂漠の灯油屋さんは健在でしょうか。
北海道の殆どの人は、たぶん、流しの灯油屋さんの存在は知らないと思います。
いちど、見てみたいなあ。
所変われば暮らしも変わる。
縦に長い日本には、いろんな暮らしがあるからおもしいね。

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