PR
最近、『物にあふれる実家』というのが問題になっているそうです。
物を捨てられい、片付けない事が習慣になって、至る所に物があふれているというのです。
例えば、棚いっぱいの紙袋。階段の段々に積まれた新聞紙。
廊下や玄関、いたるところがもうタンスのこやしならぬ、家中がこやしだらけ。
ああ、思い当たりますね。
人は物の価値を見るとき、その物を演出しているものの豪華さに惑わされる生き物なんだそうです。
そのせいか、包装紙も袋もパリっと厚手の立派な品物がけっこう多い。
たった一度使っただけで投げる(捨てる)なんて、いたましいっしょや(もったいないでしょ)。
もったいない精神でございます。
壁を占拠するかのように置かれているティッシュやトイレットペーパー。
積み上げられたティッシュの壁をブロックのように積み上げて、家の壁を補強するのか。
いいえ、とんでもございません。
風邪をひいて、鼻水が止まらないときがあっても、ささっと行動できないお年頃。
お腹をこわしたら、お店にまでたどりつけないかもしれないお年頃。
宅配サービスに不慣れな年配者にとっては、ティッシュと、トイレットペーパーの数は安心の数なのでございます。
頂き物のお鍋だって、いつかは使うに違いないし、醤油や油だって、安かったんだもん。・・・・・と。
そんな気持ちが多少わかるようになってきた自分て、もしかして、黄色信号なのかしら。
『お母さん(自分)も、こんなふうにならないように、少しは片付けしなくっちゃ』って言ったら次男が言いました。
「台所に下げてある袋の中が、いろんなビニール袋でいっぱいになっているのって、あれはどうなの?」
『え?!、だってだって、あれは、ゴミを入れっるのにいいでしょ。ちょっとしたものを分別したりとか・・・それに、袋に入りきれなくなった分は捨てるわよ』
は!!・・言い訳している自分が、なんだかちょっと情けない。本当はギュウギュウ詰め込んでいるのにさ。まったくもって黄色信号です。ペカペカ・・・・
・・・・ そこで一句 ・・・・
思い切れ あふれた物は 捨てるべし