北海道・札幌発・だべさ通信5

生ラムのステーキは北とうがらし

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長男に連れて来てもらった『北とうがらし』というジンギスカンのお店です。
生ラムステーキってのがあるね。
頼んでいいのかい?ホントに頼んじゃうよ。

おお〜〜、
こんなぶ厚いラム肉、母さんは半世紀以上生きてるけれど初めて見ました。
厚さはそうへね、1センチ以上、1.5センチくらいはあるわね。
見るからにやわらかそうで、奇麗なピンク色をしています。

ラムというのは、生後1年未満の子羊の肉の事です。
きめ細かくてとても柔らかいお肉です。
大人の羊の肉はマトンと言って、ラムほどの柔らかくはないけれど、肉の旨味をじんわり味わう事ができます。

・・・・ジュジュジュ〜〜〜〜

・・・・ジュジュジュ~~~~

いい匂いがしてきました。
フーフー・・・頂きます。
お、ハフハフ・・・・・・
あらやだ、なにこのやわい口あたり。
落っこちそうなほっぺたを、思わず両方の手のひらで抑えてしまいました。
スーパーで買って来る薄っぺらい冷凍もんとはまったく別のものですね。

他に、ラムのベーコンというのも、初めて食べました。

北海道で羊の肉が食べられるようになったのは訳がありました。
北海道の開拓が本格的になるにつれて、人が増える分、洋服も必要になったのです。
北海道は寒いから、暖かい羊毛の服はとても大切。
そこで、北海道の開拓の担い手として、大志を抱いた羊たちも津軽海峡を渡ってきました。
そんな羊達も、やがては歳をとりますね。
軽くて丈夫な化学繊維の服も出回るようになってきました。

 

しだいに必要にされなくなった羊達。
”羊の肉も食べるべや”という事になったのです。
そこで考え出されたのが、焼いた肉に特性のタレを付けて食べるという食べ方だったそうです。
羊さん、ホントにありがとうね。

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