北海道・札幌発・だべさ通信5

白い朝


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ガガガーと、十字路の方から自動車が滑る音がします。
道路が凍ってるんだ。
今朝は冷えると言うより、シバれるという言葉が似合いそうな朝でした。
ゴミを出そうと玄関の戸を開けたら、うわあ空気が冷たい・・・・
それに、凍ったアスファルトが朝日に反射してまぶしいわ。

 

 

転んだら まかたしない(割りにあわない)もね。
だから、袋を持つ手でバランスを取りながら、アスファルトをなだめるようにスリ足で道路を渡るよ。
右を見て、左を見て、再び右見てよし渡れ!すり足ササササ・・・ゴミ袋がガサガサガサ・・・
ササササ ガサガサ  ササササ   ガサガサ
まずは横断成功です。

 

 

ゴミを出して、網をかぶせていると後ろでガシャ~ンと音がしました。
ン?
こごまってる私の視界に入ったのは、ツーっと滑って行くじでんしゃ(自転車)です。
あら、自転車が道路を滑ってるって事は・・・
振り向くと、大学生くらいのお兄さんが私の後ろに転がっています。
車が来たら大変だ、右見て、左見て、再び右見て
「ケガはしていないかい?」
彼はすぐに立ち上がって「大丈夫です」と言って自転車の方に歩き出しました。

 

 

さすがだわ。若いってすごいね。アスファルトに転んでも、ちゃんと受け身ができるんだもの。
私だったら、ひっくり返った熊の木彫り状態だわ。
そうは言ってもさ、こんな朝に自転車は無謀だよ。
気持ちはわかるけどね、そろそろ自転車には、ご苦労様の時期が来たようです。

 

 

 

 

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