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冷蔵庫の奥に入れておいた ” しらたき ” 。
取り出してみたら、なんと半分が凍っています。
冷え冷えの場所だったんですね。
仕方がないので、凍っていない部分だけを使って、あとは自然に溶かす事にしました。
しばらくして見てみると、ありゃ？
春雨か？
ボウルに入っていたのは、見た目クシャクシャのゴムの固まりのようです。
触ってみても、ゴムひもの固まり。
一本つまんでかじってみると・・・・やっぱしゴムのよう。
ボウルの中には水がいっぱい貯まっています。
という事は、しらたきから水分が出たって事か。
でもさでもさ、いくらゴムみたいでも、このまま捨てたらもったいない！
調べてみると、わざと凍らせたしらたきを使う料理もあることがわかりました。
もしかしたら、煮ると、またもとのようなプリンプリンのしらたきに戻るかもしれないっしょ、やってみよう。
今晩の煮物です。牛スジと大根が、フツフツとお鍋全体に広がっているというのに、ゴムのような しらたきは、はずかしげもなく、固まりのままでマリモのようにお鍋から半分 顔を出しています。
どれどれ、モグモグモグ・・・・モグモグモグ・・・・モグモグモグ・・
固くて噛み切れず、ちぎれず・・・・やっぱりゴムみたいです。
しらたきは、一度水分を失うと、もう、昔のようにプリンプリンには戻れないんですね。
なんだか親近感が湧いちゃうのでございました。
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