北海道・札幌発・だべさ通信5

真夏の暑さは、おじさんをひるませる

今日も暑かったですね。
お昼を過ぎてから、ちょっとの間と思って人参を抜きに畑に出ました。
人参の種は小ちゃくて、ほんのちょびっとしか撒いてないのにワサワサ出たもね。
間引きをしたけど、どんどん出るもんだから、抜くのがもったいなくてついつい数を残してしまいました。
結果、小さい人参が多くなってしまいました。

 

トマトもたくさん赤くなっている、それじゃあトマトも一緒にもぐ事に。
手入れをしなくてもどんどん赤くなる鈴なりのトマトはありがたい。
こんなになっているけれど、カラスに持っていかれると、腹が立つわ。

 

10分もすると、もう汗がじんわり、タラ〜っとひたいから汗が流れる。
ありゃ?シシトウも鈴なりだからもいじゃおう。ついでに草もむしっちゃお。
大きなツバの帽子を深くかぶり、長靴姿で畑にしゃがみ込み、背中を丸めてシシトウをもいだり草を削ったり。
それにしても暑い・・顔をぬぐってもぬぐっても汗が落ちてきます。

 

「あのー」と声がする。
はい?
しゃがんだまま顔を上げたら、道路から声をかけてきたのは事務所に出入りしている業者さんです。
おじさんは、私の顔を少し見てから、ちょっと言葉につまって
「あの、ここの事務所の方・・ですよね」って言う。
あらヤダ、時々、顔を見てるじゃないですか。

 

「あ、あ〜どうも。いやあ、暑いですね。熱中症に気をつけなくっちゃいけませんね、それじゃあ失礼します」

さーてと、この暑さじゃもう限界、そろそろ家に入るか。
洗面所までたどり着きました。

 

鏡を見てびっくり。
うわあ、なにこの顔、汗で濡れた髪、ひたいも首もテッカテカ。
化粧の痕跡はなくなり、眉毛の長さは半分になっっちゃってる。

もしやおじさん・・・・・・もしや私の素顔にひるんだのか?

 

 

 

 


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