北海道・札幌発・だべさ通信5

積丹のローソク岩は、昔タケノコ岩だった 

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積丹半島の奇岩、海に浮かぶローソク岩。
積丹方面に出かけたとき、この岩が見えてくると、本当に細長くてローソクみたいとボーッと眺めていたけれど、
最近になって、実は昔のローソク岩はもっと太かったという事を知りました。

 

 

それは昭和15年(1940年)、8月に起きた積丹半島沖地震によって、縦に半分に割れたのだそうです。
ある本によると、それまではモウソウ竹のような丸みのある形をしていたとか。
そうだったのかローソク岩!昔はもっとふっくらしていたんだね。

 

 

私くらいの歳になりますと、昭和15年なんて、そう昔の事でもないように思えちゃいます。
あら、私の生まれるちょっと前でしょや・・・みたいな。
もしかしたら以前の岩の形を知っているお年寄りも、おられるかもしれませんね。

 

 

倒れた半分は海岸側の方に倒れているそうです。
半分になって、もっとローソクっぽくなったんでないかい。

 

 

 

 

 

そう考えて改めて見ると、なんとなく、元の岩の形が見えてくる。
そんな気がしてきました。
遠くから見るとつまようじみたいに見えるけど、実際の高さは約46mもあるそうです。

<< 写真は2012年9月撮影 >>

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