北海道・札幌発・だべさ通信5

立山アルペンロードを通り抜け

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それではツアーのお客様、改めましておはよございます。
午前6時に新潟港にフェリーが上陸してから、バスはひたすら走り抜け、まもなく今回の旅のの出発点、立山アルペンルート富山県側の 立山駅に到着でございます。

 

 

これよりケーブルカー、高原バス、トンネルトロリーバス、ロープウェー、またまたケーブルカー、黒部ダムは歩き、さらに再び2度目のトンネルトロリーバスを乗り継ぎ致しまして、最終駅になります長野県側、扇沢駅へと進めてまいります。
お疲れさまでした。『立山駅』到着でございます。

 

 

まずは ”立山ケーブルカー ” にご乗車くださいませ。
え?すんごい混んでるんでないかいって?とんでもございません。
本日は駅舎に入れるだけまだましでございます。
はい、順番に乗ってくださ~い・・ウウ・・押さないで押さないで・・・・ヒエ~~~・・
あ、先頭に押されちゃった。いい場所。
”立山ケーブルカー ” は標高差約500m、距離約1300mを7分間で登るのでございます。

 

 

皆様にぴったりの名前『美女平』に到着でございます。ここからは ” 立山高原バス ” に乗り、約50分ほどで、立山ルート最大の標高 2450mの『室堂』まで進んでまいります。
ここで見られますのが、かの有名な、雪の大谷。
見上げるような雪の壁は現在約13mの高さでございます。

 
” どうやって雪かきするんだべか ” とのご質問が聞こえてまいりましたね。予想通りのご質問、ありがとうございます。
この道路は、大工さんがカンナをかける要領で何度も往復し、少しづつ雪をかいていくのでございます。

 

 

 

 

さて、次は立山トンネルトロリーバスにご乗車下さいませ。
黒部ダム建設の物資輸送の確保の為、なんと、山をあっちからこっちへと貫通させるという、凄まじい難工事の末に完成させた3,7キロのトンネルでございます。
昭和31年に着工ですから、57年前の事でございますね。計算早いって?そりゃあんた、私とほぼ同じ歳・・・・
おお〜、外の灯りが見えてまいりました。『大観峰』到着です。

 

 

 

 

おお~!見えました、見えました。
皆様あれが黒部ダムでございます。
あら景子(友人)さん、手に持っているのは焼きいも!
あなたさっき、塩肉まん食べてませんでした?
私にも分けてくれるの?・・・ん!美味しい!絶景で食べる焼きいもは格別でないかい!
力が湧いてきたところで、 次は” 立山ロープウェー ” 。
標高差500mをかっとばすぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて皆様、『黒部平』へとやってまいりました。
ついさっきまで焼き芋を食べていた所が、あそこでございます。
” 立山ロープウェー ” は1本も支柱のないワンスパン方式と申しまして、この方式としては日本で最長でございます。

 

 

 

 

それではいよいよお待ちかね。
黒部ダムへと続く『 黒部ケーブルカー』にご乗車下さいませ。
お〜〜押さないで下さい!押さないで下さい!ギュウ〜〜・・
おや、一番後ろにまで押されていい眺め。

 

 

 

 

 

 

黒部ダム、到着でございます。
昭和31年から7年という歳月をかけ、のべ1000万人の人の手により、当時の金額で513億円という巨額が投じられ完成したダムでございます。
昭和30年代と申しますと、アイスキャンディーが1本10円という時代でございます。
芯が割り箸でさ、アイスというより氷菓子みたいでさ、食べ方間違うと割れちゃって、地面にポトって落ちちゃうんだなこれが・・・・
・・・と、聞いた事がございます。

 
黒部ダムのあまりの高さに、下を見ると、お尻がムズムズっといたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、黒部ダムをあとにいたしまして、最後は関電トロリーバスにご乗車頂き、旅の終着、扇沢駅へと進んでまいります。
トロリーバスは電気で走るバスで、立山黒部アルペンルートのみが日本で唯一の存在ございます。
背中に電気を取り入れる為のパンタグラフがついております。まるで路面電車のようでございますね。

 

皆様大変お疲れさまでございました。
ゆっくり旅の疲れを癒したい所ではございますが、一路、新潟港へと突っ走しらせて頂きます。

詳しくは『立山・黒部 アルペンルート』をご覧下さいませ。

 


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