北海道・札幌発・だべさ通信5

北海道の5月はモミジの花とメープルシロップ

北海道の5月はいろんな花が一斉に咲くので、目立つ花についつい目を奪われてしまいます。
私も数年前までは、カエデが今の時期に こんなきれいな花を咲かせるなんてちっとも知りませんでした。

 

 

春に咲くモミジの花

 

これはハウチワカエデ。
カエデというけどモミジじゃないの?

ってことでモミジとカエデの違いを調べてみましたら、明確な区別はないそうです。
ただ、子どもの手のような葉の形を『モミジ』って呼んでいるということでした。
ということはきっと、このハウチワカエデは『モミジ』ですね。

 

ハウチワカエデはちょうど今頃、新しい柔らかな葉の下で、秋の紅葉にも負けない真っ赤な花を咲かせています。

 

 

 

 

 

 

そしてこちらがイタヤカエデ。
イタヤカエデの花は黄緑色。
ハウチワカエデのように葉の下に咲くのではなくて、若葉が芽吹くのと同時に 花束を たわわに豪華に咲かせてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メープルシロップが作れるイタヤカエデ

 

最近、北海道では、たくさん生えているこのイタヤカエデの樹液からメープルシロップを作って、町おこしにしている町が増えています。

 

 

メープルシロップは、まだ雪が残る3月頃にイタヤカエデの樹液を採取して煮詰めて作られます。
雪解け水をにたっぷりと吸収い上げるこの時期こそ、メープルシロップの素となる樹液を採取する事ができるんでしょうね。
これからは、メープルシロップと言えば北海道って言われるようにかるかもね。

 

 

北海道の占冠(しむかっぷ)からメープルシロップ


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