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完成したばかりの大きな建物。
内部の撮影を始めてから2時間くらいが経過していました。
「あれれ、この部屋、鍵がかかってるな、役員室か」
同行していた建築会社の若い社員さんは戸惑いぎみ。
「おっかしいな。役員室へは、奥の事務室からも行けるのでそっちから入りましょう」
私たちは事務所側に回りました。
社員さんがドアをカチャ!
「あ、開いてますね・・・・」と、開けたとたん
ピーッ ピーッ ピーッ ピーッ
やや! セキュリティだ!
建物はまだ引っ越しはされていませんが、すでにセキュリティがかかっていたんです。
ピーッ ピーッ ピーッ ピーッ 館内に響くピーッ ピーッ ピーッの音。
と、とりあえず、私たちは仕事をやっちゃおう。
社員さんは関係者に電話して、セキュリティの解除の方法を問い合わせ中。
撮影が終わってもピーッ ピーッ ピーッは鳴り止みません。
そのうち助っ人社員さんが小走りでやってきました。
事前のだんどりが必要な部屋だったんですね。
少しして、セキュリティの音は止みました。
よかったね。音やんだね。
次の撮影場所は隣の部屋。
準備をしている私たちに、電話をしている社員さんの声が聞こえてきました。
「ご迷惑をおかけしました」
セキュリティ会社に、異常ではないことを連絡しているようです。
こういう経験も大事大事。
さて、もう少しで終了です。
そとき、社員さんが、
「あ、電気消すの忘れた」と言って役員室に戻るとドアをカチャ!
ピーッ ピーッ ピーッ ピーッ
わわわ・・・・
息子のような年齢の社員さんに、心の中でドンマイドンマイとエール。
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