昨夜の臨時ニュース。
『札幌市の豊平区で爆発と火災が発生した模様です！』
爆発で影も形もなくなってしまった建物の映像が映りました。
ええ？！札幌でこんなにすごい事故が起きるなんて・・・・
まだ、事故の状況がわからないまま、東京のニュースキャスターさんが大学の先生と話を始めました。
「爆発の原因は何が考えられませんか？」とキャスターさん。
大学の先生は、「ガス爆発の可能性もありますが、灯油のストーブに誤ってガソリンを入れた可能性が高いのではと思いますね」と言いました。
はあ？？ この先生の言葉を聞いた札幌市民のほぼ100%は ”それはないんでない？”・・・と、耳を疑ったと思う。
” 灯油を入れるストーブに誤ってガソリンを入れた ”
そう言えば、本州のどこかだった思うけれど、灯油式のストーブに間違ってガソリンを入れてしまい、火災になったと言うニュースを聞いたことがあるように思います。
確かに、そんなことをしたら大変ですよね。
でも、札幌市内のお店や会社や居酒屋さんにしても、シュポシュポと灯油を入れるストーブを暖房に使っているとはとても考えにくい。
北海道で使う石油ストーブの場合は、大型の灯油のタンクが建物の外にあって業者さんが入れてくれるので、自分で入れることはありません。
そのような石油ストーブは、例えば、災害で電気が使えない時のための備えとか、暖房のないような場所。例えばそうね、師走の市場の外の売り場とか、あと、福引き会場とか・・・。
そもそも、暖房の形態が違うのです。
大学の先生が、『可能性が高い』と言っていたことは、実際の北海道での生活経験がないからでしょう。
昨年、福岡で食べたラーメンには衝撃を受けました。
以前から、ラーメンと言えばもちろん札幌が一番！と思っていましたから。
濃厚スープに汁がからみつく縮れ麺！ それに比べれば九州のラーメンはさ、ストレートなんでしょ。
ところがどっこい、福岡の街で食べた、アサリのダシの効いたストレートなラーメンの、なーんと美味しかったこと。
たった１件で思いしらされちゃったも。経験は知識に勝るってことですね。
どんなに知識を持っていても、経験がないのなら本当のことはわからないのです。
かと言って、たくさんのことを経験できれば良いのだけれど、それもなかなか難しい。
今回の事故では、亡くなった人がいなかったのが不幸中の幸いでしたね。
原因はまだはっきりはしていないものの、火元は不動産やさんで、大量の消臭スプレー缶をガス抜きしたことで室内にガスがたまり、給湯器の火をつけたことで引火したのではないかということでした。
これはさすがに誰も思いつかない難問の原因だったかもね。
それにしても、不動産やさんが毎月30本も消臭スプレーを使わなくっちゃいけないってことがあるのかな？
その原因として考えられる可能性の高いのは、パート・マンションの退所した後に残るすんごい匂いを消すためか？？？
おおっと、思い込みであれこれ考えてはいけませんね。
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