『小樽雪あかりの路 2013 』は、2月8日(金)〜17日(日)まで行われます。小樽雪あかりの路 公式サイト
私の住んでる手稲は、札幌でも小樽との境目なので、汽車(列車)に揺られて海を眺めているうちに小樽駅です。
去年は、まだ明るいうちに家を出て、海岸ギリギリを走る汽車に揺られながら海を見ていました。
そしたらさ、波打ち際が白く濁っている所がありました。
群来(くき)だ!!思わす1人で興奮!
群来とは、産卵の為にメスのニシンが海岸に寄ってきた所に、オスのニシンが来て精子を放出するので海が白く濁る現象だそうです。
昔々、北海道の日本海側では、それはそれはニシンが大量で、私の祖母は
『昔はニシンが来ると海が白くなったもんだよ。もう、獲れて獲れて、”モッコ”(背中に背負う木製のカゴのようなもの)をかついでニシンを運んだんだよ〜。』と、話していました。
ニシンが消えた時代に育った私は、白く濁る海なんて、遠い昔の歴史の話しと思っていたらさ、昨年、一昨年と、小樽雪あかりの路に出かける途中、汽車の窓から見えたのです。
それは、ほんの一部分だけだったけど、当時のやん衆達(ニシン漁で働いた男の人達)の姿が、ちょびっとだけ見えたような気がしました。
北海道新聞によると、群来は今年も確認されたとありました。
今年も『小樽雪あかりの路 』へは、日の落ちないうちに汽車に乗ってみようかな。
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