北海道・札幌発・だべさ通信5

背負われて歩いた 隠れキリシタンのマリア観音像

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岩内郷土資料館には、『隠れキリシタンのマリア観音像』ではないかと思われている「子育て地蔵尊」が展示してあります。
台の高さも入れると、人の背くらいもあります。
とても貴重で、『隠れキリシタンのマリア観音像』は、日本に3体が確認されているだけだそうです。

 

 

この『マリア観音像』は、なんと背負子になっていて、背負って移動したものです。
背中の部分には、背負うようにベルトが付いていますね。
「背中の板をご覧なさい。十字になっているんですよ」
と教えていただいて見てみると、確かに背中にあたる部分の添え木が十字になっています。

 

 

こんなに大きくて、しかもすんごく重たいでしょうに、背負って信者のところを回っていたなんて、昔の人は本当にすごかったですね。
マリア様は背負われながら、あちこちの日本の風景をたくさんご覧になったことでしょう。

 

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